39 絶念 ページ39
臨時の柱合会議が急遽開かれることになった。
何やら、隊士殺しの罪に問われている者がいるらしい。
召集が夜が明けてすぐとは、今まで無かったことだ。
どうやら余程緊急を要することのようだった。
俺は悲鳴嶼と不死川の次の三番目に屋敷に着いたが、その後すぐに皆集まって来た。
だが、宇髄と胡蝶はまだ来ていないようであった。
「隊士殺しとは、切腹もんだなァ！」
「鬼殺隊の中でそんなことが起こるとはなんと嘆かわしい…」
「一体どんな方なんでしょうね？」
「誰でもいい。ただ隊規に基づいて処罰するだけだ」
「でも僕達を集める必要ってある？」
「…」
柱達はそれぞれ思い思い、言葉を発し、残りの二人の到着を待っていた。
「すみません、お待たせしました」
「派手に待たせたな」
少し遅れて来た二人は、どこか疲れ果てたような顔をしているように見えた。
まさか、この二人に関わり合いのある者、なのか？
俺は、その時、全くと言っていい程、誰なのか想像もつかなかった。
いや、実は心の奥底では分かっていたのかもしれない。
が、無意識にそれを否定し、除外していた。
「皆、今日は急な召集にも関わらず、集まってくれてありがとう。
早速だけど、今日集まってもらったのはね、皆の意見が聞きたかったからなんだ」
昨夜、街の警護に当たっていた隊士が一人、同じ鬼殺隊の人間に首を斬られ殺された。
別に巡回していた隊士が気配を感じ、駆けつけたおかげで、一人は無事だった。
状況から察するに何か口論になり、隊士は殺されたのではないかと思われる。
もう一人の隊士は、話していたら急に斬りかかってきたとの一点張り。
だが当の本人は何も話さない。
産屋敷は事の顛末をあらかた説明すると、皆も話を聞いて判断して欲しい、と柱達に懇願する。
「では、連れて来てくれるかな」
産屋敷が声を掛けると、奥にいた隠が隊士殺しの犯人を連れて来た。
それを見た宇髄と胡蝶を除く柱達は絶句した。
「…A…！？」
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さくら(プロフ) - ゆかりさん» メッセージに送らせていただきましたので、確認をお願いします！ (2022年2月20日 12時) (
レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - さくらさん» 返事遅くなってごめんなさい。大丈夫です！ (2022年2月19日 21時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 雪さん» 雪さんコメントありがとうございます！ご指摘、直しました。誤字が多くて申し訳ございません。 (2022年2月11日 8時) (レス) id: 2c8a922d81 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが…｡ 同じく27.慟哭のここの部分 ○○←名前は、思いもやらぬ煉獄の声の大きさに目を見開いて驚くも、すぐにいつもの様に戻る。 これ正しくは思いもよらぬ (2022年2月11日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 27.慟哭のここの部分 悪い思ったんだが、と前置きをした上で、煉獄が事の顛末を話す。 これ正しくは悪いと思ったんだが、ではないんでしょうか？ (2022年2月11日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2022年1月23日 22時
