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「オイ!大丈夫か!?」
物凄い速さで走りながらも、一言も声を発さないAが心配になり声を掛ける宇髄。
「ん、寝てた」
「おまっ…、よくこの状況で寝れるな」
まさかの答えに宇髄は目を丸くする。
Aは、手術が立て込んでいたため一睡もしていなかったことを伝えると、宇髄は一言、すまんな、と謝る。
「で、アンタ、誰だっけ」
まさかの、誰、と言われ、宇髄は走っていた足がもつれ、危なくこけそうになる。
「俺は祭りの神、宇髄天元様だ!」
親指で自分を指差すと、ビシッと格好つけながら答える。
「そう、よろしく、祭りの神」
宇髄は、そっちじゃねぇ!!、と思わず突っ込んでしまった。
そんな宇髄のことなど気にせず、Aは、着いたら起こして、と一言だけ発し、そのまますぐに眠りについてしまった。
自分のペースを乱されてしまった宇髄は、自身の脇に担がれながら眠るAを見て、変な女、と苦笑いをしていた。
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さくら(プロフ) - ゆかりさん» メッセージに送らせていただきましたので、確認をお願いします! (2022年2月20日 12時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - さくらさん» 返事遅くなってごめんなさい。大丈夫です! (2022年2月19日 21時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 雪さん» 雪さんコメントありがとうございます!ご指摘、直しました。誤字が多くて申し訳ございません。 (2022年2月11日 8時) (レス) id: 2c8a922d81 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく27.慟哭のここの部分 ○○←名前は、思いもやらぬ煉獄の声の大きさに目を見開いて驚くも、すぐにいつもの様に戻る。 これ正しくは思いもよらぬ (2022年2月11日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 27.慟哭のここの部分 悪い思ったんだが、と前置きをした上で、煉獄が事の顛末を話す。 これ正しくは悪いと思ったんだが、ではないんでしょうか? (2022年2月11日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2022年1月23日 22時