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「伊知地色々ごめんね」
三人は伊知地の運転する車で、銀座にあるハイブランドショップに向かっていた。
「いえ、逆に今日と明日、五条さんから解放されると思うと…!」
そこまで言う伊知地が本当に可哀想になってきた。
「でも悟は伊知地にしか務まんないしなぁ…」
Aがそう呟くと、伊知地はまた、うっ、と腹を撫でる。
「悟殿はいつもあんな感じなのか?」
「うん、あれが平常運転。誰に対してもあんな感じだよ」
「ふむ、やはりAは悟殿に似ているな!」
Aは心外だと言わんばかりの顔で杏寿郎を見る。
「ははは!初めて父上と会った時もあのような感じだったではないか」
そんなこともあったような、なかったような、とバツの悪い表情を浮かべるA。
「確かに、お顔は本当にそっくりですけど、性格もお二人はやっぱり兄妹なんだなって思うところは結構ありますよね」
「伊知地―?」
Aはサングラスを下げ、悟の真似をして伊知地を見ると、伊知地はひい!、と叫び声をあげる。
「A、あまり伊知地殿を揶揄うのではないぞ!」
杏寿郎がそう言うと、Aは、はーい、と言う。
伊知地は数少ない自分の味方をしてくれる杏寿郎にまた感動をしていた。
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AYATO(プロフ) - パスワードありがとうございます!! (2022年11月30日 18時) (レス) id: ab3c8693a5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - AYATOさん» AYATOさん、初めまして。コメントありがとうございます!メッセージに送らせていただきましたので確認をお願いします! (2022年11月30日 17時) (レス) id: fc46cae9f1 (このIDを非表示/違反報告)
AYATO(プロフ) - 初コメ失礼します! 煉獄さんのパスワード教えて欲しいです✨ とても面白かったです! (2022年11月30日 17時) (レス) id: ab3c8693a5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» いつも本当にありがとうございます!もう少しお待ち下さいねー!これからもよろしくお願いします! (2021年12月15日 22時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編!!!出すんですね!おめでとうございます!!!楽しみに待ってます!! (2021年12月15日 17時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2021年12月4日 9時