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杏寿郎の元へ飛ぶと、杏寿郎と甘露寺が雷の鬼と対峙しているところだった。
「杏寿郎！本体の鬼は？」
「A！梃子摺っているようだ！竈門少年に加勢できるか？」
「おっけー！って、二人とも、その痣…！？」
杏寿郎の顔と、甘露寺の首にそれぞれ炎のような痣と花のような痣が出てきている。
(みんな急に痣が出てる…！
無一郎と同じ症状なのかな…。
早く治さないと取り返しが付かなくなる…！
……でも先に鬼を倒さないと！)
「無一郎！その刀貸して！」
と急いで時透から刀を受け取ると、炭治郎を探すため上空へ飛ぶ。
もう少しで陽光が差し込もうかという時間になってきていた。
Aは炭治郎の居場所を見つけると、術式を発動させて飛ぶ。
炭治郎は逃げる本体の鬼を追いかけていた。
「炭治郎、これを使って！！」
とAは手に持っていた日輪刀を投げ、炭治郎へ渡す。
炭治郎は匂いを嗅ぎ分け、里の人を襲おうとしていた首無し鬼の心臓を斬る。
すると、心臓の中に隠れていた本体の鬼の頸が斬られ、鬼は消滅する。
「炭治郎！！やったね！！」
と近寄ると炭治郎は膝から崩れ落ちて泣いていた。
「炭治郎、どうしたの？」
「禰󠄀豆子が…、日の光を浴びて…！」
とうっ、うっ、と泣き続けている炭治郎。
「禰󠄀豆子？禰󠄀豆子なら後ろにいるよ？」
とAが言うと、炭治郎は驚き振り向く。
「お、お、お、おはよう」
と禰󠄀豆子が微笑みながら言葉を話した。
「ね、禰󠄀豆子！！無事でよかったあぁぁ！！」
と禰󠄀豆子と抱き合う炭治郎を見て、微笑むA。
禰󠄀豆子が日の光を克服した瞬間だった。
だが、ふと痣のことを思い出し、炭治郎の元へ駆け寄る。
「炭治郎、ごめんね、ちょっといいかな」
と言い、炭治郎の額に触れると、やはり熱があった。
時透と同じ様に反転術式を施し、身体の中と外を癒す。
「身体、だるいとこない？」
「は、はい！大丈夫です！」
「よかった、これで大丈夫。
私はちょっと用事があるから行くね！
炭治郎、禰󠄀豆子、玄弥ありがとう！またね！」
とAが言うと、すぐに杏寿郎を探し、術式を発動させ飛ぶ。
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さくら(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、初めまして！コメント&高評価ありがとうございます！嬉しいです^ ^ (2021年9月30日 20時) (
レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月30日 18時) (レス) @page36 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» 氷飴さん、ありがとうございます！面白いと言っていただけるととても励みになります！これからもよろしくお願いします^ ^ (2021年9月17日 18時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - １の時から見てるんですけど、面白くてこの作品大好きです！これからも無理ない程度に頑張ってください。応援してます！ (2021年9月17日 16時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年9月17日 7時
