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「煉獄さん、ほんと、Aちゃんのことが大好きなのねー！」
脱衣所で浴衣を脱いでいると甘露寺が唐突に言う。
温泉に着いたので、また後で、と杏寿郎と別れ、甘露寺と二人で脱衣所にいた。
「え！急に？」
「だってだって、さっきの煉獄さん、Aちゃんの姿見て照れてたわー！」
「あー…、そう、なのかな…？」
「絶対そうよー！！」
「それなら嬉しい、けどさ」
「きゃー！ドキドキしちゃう！」
と言いながら、服を脱いだ二人は温泉に向かう。
露天風呂になっている温泉は、岩に囲まれ、湯気に覆われている。
「わー！すごいね！気持ち良さそう！」
「そうなの！ずっと入ってたいくらい気持ちいいのよ！」
Aは足先から少しずつ温度を確かめるように入り、二人は温泉に浸かる。
「ふー！生き返るー！」
「ほんとよね！いつも生きるか死ぬかわからない所にいるから、たまにこういうのもいいのよねー」
「蜜璃は若くてかわいいのに、どうして鬼殺隊にいるの？」
「かわいいなんてっ！ありがとうAちゃん！
鬼殺隊にはね、添い遂げる殿方を見つけるために入ったのー！！」
「ん？」
「やっぱり女の子なら自分より強い人がいいでしょ？守って欲しいもの！」
「あー、なんとなくわかる気がするかも。私も私より強い人って中々いなくて。」
「そうよね、Aちゃん、本当にお強いものね！」
「生まれついたものがあったからこそなんだけどね」
「私も生まれた時から、人より筋力が強くて。ここなら、私も普通になれるかなって思ったの！」
甘露寺が嬉しそうに言う。
「そして小芭内に会ったわけだ」
「きゃー！！！」
と温泉をバシャバシャとお湯をかけてくる甘露寺。
「やったなー！私もやってやる！」
Aが甘露寺にお湯をかけると、きゃー！やめてー！と甘露寺が笑いながらお湯を掛け合う。
「もー、お終いお終い！」
と頭からずぶ濡れになった二人。
「あははは！べしょべしょ！」
と前髪をかき上げるA。
「もー、Aちゃん！仕草が色っぽいんだから！煉獄さんも顔真っ赤にするの仕方ないわ！」
「そ、そんなことないよ！蜜璃の方がかわいいし、女の子らしいし、胸大きいし！」
「そんな褒められたら恥ずかしいわ！！Aちゃんはとてもスタイルが良くて、隣に並ぶと恥ずかしくなっちゃうわ！」
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さくら(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、初めまして！コメント&高評価ありがとうございます！嬉しいです^ ^ (2021年9月30日 20時) (
レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月30日 18時) (レス) @page36 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» 氷飴さん、ありがとうございます！面白いと言っていただけるととても励みになります！これからもよろしくお願いします^ ^ (2021年9月17日 18時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - １の時から見てるんですけど、面白くてこの作品大好きです！これからも無理ない程度に頑張ってください。応援してます！ (2021年9月17日 16時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年9月17日 7時
