呪霊か鬼か【鬼滅の刃】【呪術廻戦】

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「すみませんでしたー！！！！」


とAが大声で謝る。






朝、千寿郎が杏寿郎に怒られている声で目を覚ましたA。


うるさいなー…と思いながら怒られている内容に耳を傾けると


「恋仲でもないのに同じ布団で寝るとは信じられません！！」


(…あ、やば…)



目を開くと目の前には杏寿郎がいた。



(やっぱり…やっちゃった…！)




そこから言葉通りの飛び起きからの謝罪であった。



「昨日、杏寿郎がここで寝ちゃった後、一人で飲んでたら眠くなっちゃって！！」

離れて寝てたつもりなんだけどなー、ははははー、と苦笑いをする。



「そうだったんですか…けどAさん！嫁入り前なんですから、気を付けてくださいね！」



「はい！！すみませんっした！」


僕は朝餉の準備してきますね、と千寿郎は部屋を離れる。



「杏寿郎、ごめんね」



「い、いや、驚いたが、気にするな！！むしろ俺がやってしまったかと…」

と言い掛けると、杏寿郎もAも昨夜の出来事を思い出し、顔を赤くする。



「と、とにかくだ！！昨日言ったことは本当だ！だからAも俺を頼ってくれて構わない！！」



「うん…ありがと！」



(っっん！！！！)



準備してくるね！とAは部屋を出た。




(…まいったな)


杏寿郎は言葉とは裏腹に清々しい笑みを浮かべていた。

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