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伊藤目線
やっと岸本を押し出せたと思ったら、ぐいっと引っ張られる自分の体
その横には揺れる長い黒髪
何があったのか理解する前に飛ぶ赤いもの
三伊理「「Aっ！！」」
勢いがあったためか、ドサｯっと倒れこむA
伊「Aっ！大丈夫か！？」
急いで駆けつけ起き上がらせると、おでこから垂れてくる赤い液体
どうやら隙をついて爪で目潰ししようとした岸本に気づき、Aは俺を庇ってくれたようだ
その勢いは止まることはなく、そのままAのおでこに切り傷をいれた
その事実に、怒りが湧いてくる
「ふ、不正だ！勝負の途中で第三者が出てくるなど！」
『不正はそっちでしょう！？隙をついて目潰ししようなんて...！もし最悪当たり所が悪ければ、伊藤くんは一生目が見えなくなっていた！！それに、私に攻撃が当たったときには既に伊藤くんは場外だった！！』
『これでも不正と言えますか』と真剣な目で話すAに、思わず抱きしめたくなってしまい腕を上げた
嬉しい反面、怪我をさせてしまった罪悪感に駆られ、その手は行き場を失ってしまったのだが...
するとAは表情を変えずにとんでもないことを言った
『まぁ、私がやったことは武道の場では不正ギリギリ...ここは、伊藤くんの退場のみで許してもらえませんか』
伊「え、A...！？何で...！？」
それじゃこいつをぶん殴れない、と続ける前に『お願い伊藤くん。悔しいだろうけど、ここは三橋くんに任せよう』と笑った
たらりと垂れている血をみると、何も言えなくなってしまう
すると三橋は後ろからAの肩を抱き、
三「そーだ俺を信じろ伊藤くんよ。それにお前もう限界だろフラフラじゃねぇか」
そう言われたことで、自分がもう立っているのもやっとなことに気づき、諦める他なかった
Aは投げだしてしまった今井の頭をもう一度膝に乗せ、俺は理子ちゃんに手当てを受ける
不幸中の幸いか、Aの傷はさほど深くなかったようで
絆創膏1枚で抑えられるほどの軽傷だった
手当てを受けながら、三橋の準備を待っていると、理子ちゃんが小声で話しかけてきた
理「もしAの顔に傷を付けたことを気にしてるなら安心してね。私が貰うから^^」
伊「...理子ちゃんにも負ける気は無いからね」
宣戦布告を受けると、傷口に直接消毒液をぐりぐりと強く押しつけてきた
痛い。とっても痛い。()
しかし手当てが終わるまでそのぐりぐりはやめてもらえず、結局終わるまで痛みに耐え続けた
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レヴィ(プロフ) - ウルロさん» いえいえ！字幕無しでの視聴となると、なかなか聞き間違え等多くなりますから、私もよく聞き間違える事がありますから(汗 また、助けや力になれる事がありましたら、コメさせて頂きますね。夜分遅くに失礼しました┏○ (2020年8月29日 23時) (
レス) id: c5652ee59d (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - レヴィさん» コメントしていただきありがとうございます！そうだったのですね...！何度ドラマを見返しても聞き取れず、不安になりながら書いていたので助かりました...！すぐに書き直します！また、お優しいお言葉ありがとうございます！！これからも頑張らせていただきます！ (2020年8月29日 23時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
レヴィ(プロフ) - 初コメ失礼します。相手の名前ですが、木元ではなく『岸本』という名前です。いつも楽しく読ませていただいています、ご自身の負担にならない適度で頑張ってください、応援しています！ (2020年8月29日 22時) (レス) id: c5652ee59d (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - 桜子さん» コメントしていただきありがとうございます！わぁ〜一緒ですね！お互い頑張りましょうね！引き続きよろしくお願いします！ (2020年8月26日 22時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - 私も、忍の話書いてるんですよ‥☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆面白くて、続き楽しみにしています！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 9df20282de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルロ | 作成日時：2020年8月23日 20時
