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貴方目線
受け取り広げてみると、中には丁寧に揃えられた私のくないと手裏剣が入ってた
伊「戦うときに使ってたでしょ?印象に残ってたから…あ、個数…?本数…?合ってる?」
なんて優しい男なんだ貴様
惚れるわこんなん
数えてみるときちんと5ずつ入ってた
『わざわざごめんね…ありがとう!』
お礼を言って笑うと、ん゛っとむせる伊藤くん
『大丈夫?』と覗き込むと、さらに顔を逸らしてしまった
え、悲しみ
まぁ元気そうだからいいかと体を立て直し二人に向き直る
『今日は本当にありがとうね』
伊「こちらこそありがとう。本当に病院行かなくて大丈夫?」
『うん。これくらいなら慣れてるから!伊藤くんも手当てしていかなくて平気?』
伊「うん、大丈夫だよ。ありがとう」
『そっか、お大事にね。じゃ、また明日』
三「おう」
伊「そっちもね、また明日」
手を振ってくれたので、振り返しながら家の中に入った
ドアを閉めて鍵をかけた途端、体の力がふっと抜けた
気を張ってたわけではないが、なんだか疲労感がすんごい来てる
しかしこのまま寝るわけにもいかないので、お風呂に入り汚れや菌を洗い流す
傷に染みて痛いが、我慢だ
風呂から上がり、体をふいて、髪を乾かしたら、傷の手当だ
『しかしまぁ派手にやってくれちゃって…』
消毒液の痛みに耐えながらばんそうこうや湿布、包帯を巻いていく
『骨は…2、3本ってとこかな』
あの攻撃で2、3本てすごくね?とか自画自賛するが、痛いものは痛い
でも自分で手当てしようが病院で手当てしてもらおうが変わらんという結論に経験上達したので仕方ない。※お前だけだよ
そこでふあることに気が付いた
『あれ、届かない…』
頭と背中の傷が手当てできないのだ
他の見える範囲は出来たがこればっかりはどうにもならない
『仕方ない…』
重い腰を上げて、軽くスウェットに着替えて家を出る
あー、下着付けんの忘れたなーなんて女子にあるまじきことを思い出しながら行き着いたのは隣のアパートの一室
手慣れた様子でインターフォンを押す
表札には
『おーーい!片桐いるーーー!?』
片桐と刻まれていた
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レヴィ(プロフ) - ウルロさん» いえいえ!字幕無しでの視聴となると、なかなか聞き間違え等多くなりますから、私もよく聞き間違える事がありますから(汗 また、助けや力になれる事がありましたら、コメさせて頂きますね。夜分遅くに失礼しました┏○ (2020年8月29日 23時) (レス) id: c5652ee59d (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - レヴィさん» コメントしていただきありがとうございます!そうだったのですね...!何度ドラマを見返しても聞き取れず、不安になりながら書いていたので助かりました...!すぐに書き直します!また、お優しいお言葉ありがとうございます!!これからも頑張らせていただきます! (2020年8月29日 23時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
レヴィ(プロフ) - 初コメ失礼します。相手の名前ですが、木元ではなく『岸本』という名前です。いつも楽しく読ませていただいています、ご自身の負担にならない適度で頑張ってください、応援しています! (2020年8月29日 22時) (レス) id: c5652ee59d (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - 桜子さん» コメントしていただきありがとうございます!わぁ〜一緒ですね!お互い頑張りましょうね!引き続きよろしくお願いします! (2020年8月26日 22時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - 私も、忍の話書いてるんですよ‥☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆面白くて、続き楽しみにしています! (2020年8月26日 21時) (レス) id: 9df20282de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウルロ | 作成日時:2020年8月23日 20時