忍ガールは愛される

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貴方目線

そんなことをしてたら、前方からいかにもツッパリです！というような４人組が歩いてきた

うん。これは絡まれるフラg((「おい軟高の三橋と伊藤と相川ってのはテメェらか」おんそうだけど被せてこないで？？？

三「違います」

「い〜や、そだね〜！」

三「しってんなら聞くなよ…」

それな

までも報連相大事って聞くしそういう意味では真面目なんじゃね？

ほうれん草っておいしいよね()

話を聞くと、こいつらは噂になってる私たちを懲らしめて成り上りたいようだ

しかしこっちはヤクザとやりあって疲れてるし、何よりけが人だ

三橋くんはほぼ無傷だが、私と伊藤くんは死にかけレベル

それにこの人数差

こんなの負け戦だ…仕方ない。

意を決して小声で三橋くんに話しかける

『三橋くん、降ろしてもらえる？』

すると、三橋くんも小声で私に返してくれた

三「は？なんで？」

『いや、私が時間を稼ぐからその隙に伊藤くんと逃げt((三「いやいやいや、馬鹿なの？」え』

馬鹿じゃねーし！！！！！

私割とマジでやろうとしてたのだが？

一番けがしてるとはいえ、休憩させてもらって大分体力も回復したし、これくらいのレベルならなんとかなる…かもしれない

二人だけでも逃がして助けを呼んできてもらえればまだ勝算はある

すると三橋くんは逃がすものかとでもいうように私をおぶる力を強めて言った






三「ぜってぇ降ろしてなんかやんねぇから、怪我した女捨てて逃げるほど落ちぶれてねーよ」

なんだか声色が暗い

もしかして怒ってるのかなと怖くなり伊藤くんの方を見ると、聞こえてたようで座った眼でこっちを見ている

伊「二度とそんなこと言わないで。いくらAでも怒るよ」

何も言わせないその圧にただ『…はい』としか言えなかった

怖

しかしどうしようかと悩んでるととしびれを切らして近づいてくるツッパリたち

これはまずいと三橋くんの肩をぎゅっと掴むと、奥に聖子ちゃんカットの親友が見える

これは勝ったな

『おーい！！理子ーー！！！』

ヘルプミー！と叫ぶと、パッと振り返る我が天使

「えっA！？」と驚いて走ってくる理子は、こっちに駆け寄りながらこの状況を察してくれたようで、

理「怪我してる3人に4人なんて卑怯よ。しかも一人は女の子じゃない。やめなさい」

と注意してくれた

それでも引き下がらないツッパリども、理子はこんな奴らに負けるほど弱い女じゃないのよ

ざまぁみろ

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