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「なんかこんなに杏寿郎とゆっくり歩くのも久しぶりだね」
「そうだな!いつも任務で走り回っているしな!」
杏寿郎は笑うと、Aもほんとにね、と笑う。
「鬼殺隊の隊士の人ってさ、家族を鬼に殺されたりとかで復讐のためにってのが多いように思えるんだけど、杏寿郎は、何で鬼殺隊に入ったの?」
「煉獄家は代々炎柱を輩出している!弱き者を守るのは強き者の責務だからな!」
「…ふーん、なんかうちと似てるね」
「うち、とは?」
と杏寿郎が聞くとAは、五条家だよ、と答える。
「うちもさ、呪術界の御三家の一つで、生まれた時から生き方は決まってるようなもんなんだよね」
杏寿郎みたいに大そうな気持ちではなかったけどね、と苦笑いをするも、
「それでも腐った呪術界を変えようと、悟と私なら出来たはず、なんだけどね」
と拳を握りしめるA。
「…A」
あ、ごめんね、杏寿郎のこと聞いてたのに、私の話になっちゃった!とAは笑いながら謝る。
「俺は母から強き者は弱き者を守ることが責務だと教えられた。もちろんその気持ちは今もこれからも変わらない。
しかし、目の前にいる大切な人を何よりも守りたいと思っている。
一人で抱え込むな。俺もそばにいる」
目の奥が熱くなるのを感じ、溢れ出そうな物を飲み込み、Aは言う。
「…杏寿郎、ありがと。私も杏寿郎が責務を全う出来るように、微力ながら、お手伝いするね!」
「Aは微力ではないな!強力だな!」
はははは、と杏寿郎が笑うと、
「もう!そう言うことじゃないでしょ!」
とAは頬を膨らませつつも、一緒に笑う。
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さくら(プロフ) - 伏黒パパ推しさん» 伏黒パパ推しさん、コメントありがとうございます!また入院されてたんですね、でも良くなられたみたいで良かったです!また何かリクエスト等ありましたら、書いてみたいと思いますので、これからもよろしくお願いします! (2022年1月23日 12時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
伏黒パパ推し - お久しぶりです。退院してから二週間後ぐらいにまた体調を崩して1ヶ月半また入院してました。でも今は回復していますので安心してください。入院中もこの小説見ながら元気をもらっていたので続きをお待ちしてます。 (2022年1月23日 4時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» こちらでコメントいただいてたの気付かずすみません!氷飴さん、いつもありがとうございます!文章に自信があまりないので、そのお言葉はとても嬉しいです!呪術はーの方ももう少し進んだら短編書きたいと思っているので、お付き合いいただけると嬉しいです! (2021年12月20日 23時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 本編も読ませてもらってます!文を書くのがとても上手ですね!とても面白かったです! (2021年12月3日 7時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 煉獄さん推しさん» リクエストのもの、お待たせしました!続編に続いておりますので、よかったら読んでみてください^ ^ (2021年11月16日 20時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2021年9月23日 16時