自分を知らない君

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中嶋side

どこに連れていったらいいか分からなかったから、前にAが行ってみたいと言ってた太宰府天満宮に連れてった。

A:「うわぁ〜、すごい」

中嶋:「きれいだね」

一時間くらい見回ってから、

中嶋:「どこか行きたいとこある？」

A:「大濠公園？行きたい。」

中嶋:「おっけー！じゃあ、パン買って行こう〜」


Aとの時間はあっという間で、気づいたらお別れの時間だった。

中嶋:「またね、A！」

A:「うん。」

匠:「優月ちゃん、ありがとね！」

中嶋:「いつでも呼んでください！笑」

匠:「うん！」


Aside

今日1日、本当に楽しかった。
ゆづのおかげだな。感謝しないと...
私、受験終わって..あの家出てってからどうしよう。


それから受験が終わり、合格発表も終わった。無事に合格した。

匠:「おめでとう！」

蓮:「おめでとう！！」

A:「..ありがとう」

匠:「寮まで送るよ。」

蓮:「俺も！」

母:「いいわよ〜。そんな子のために」

父:「そうだぞ」

蓮:「え、二人とも何言ってんの？笑」

匠:「...行こう」

A:「うん」

蓮:「あ、ちょっと...」

ー車の中ー

蓮:「なぁ、いつもあんなだったのか？」

A:「.......」

匠:「そうだよ。」

蓮:「なんで言ってくれなかったんだよ！」

A:「言えるわけないじゃん。..蓮にぃは関係ないでしょ！」

蓮:「っ........」

これで、蓮にぃとの関係は完全に壊れた。




更新までしばらくお待ち下さい。

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