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「え!?何それホンマ!?」
「ホンマですよ〜俺どうしたらいいんすか…。」
秋山との居酒屋から数日後、なかなか一人にならない古川さんに痺れを切らしてついに連絡を取ってしまった。
いやね、やはり既婚の女性に連絡するのって気が引けるんだけど。
今回ばかりは早めに対処せねばと思い、嶋田さんには内緒でと呼び出し、この間のことを話した。
「まじかあ〜。たしかにぴらのさんのことは公には言えんもんなあ。配信者やし。」
「ですよね…。あれからどうなったかも俺知らなかったし、秋山にそれ言うのもなんか違うなって。」
「んん〜どうしたもんか。ちょっと旦那に相談してみるわ。」
「すいません。ありがとうございます。でも、曖昧にすんのもあれなんで、とりあえず気になってる人いるっぽいことだけ伝えときます。」
「そやな。その方がええわ!」
なんとなく話もまとまったので俺は古川さんに挨拶して持ち場へ戻った。
秋山「あ、おかえりなさい。」
林「おう、あ、なんか聞きたいことあった?」
秋山「あ、いえ……。」
…?どした、秋山。
秋山「あの、林さん。」
秋山は俺の方を向くと姿勢を正してこう言った。
秋山「ちょっと近々、嶋田さんとの飲み、セッティングしてくれませんか。」
林「えっ、」
やばいっす古川さん!!!
ちんたらしてられねぇっす!!!!
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作者名:成瀬 | 作成日時:2022年1月20日 13時