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『イベントって、ゲーム実況だよね？』
「そやねん、幕張メッセでやるみたいなんやけど、ニコニコ超会議って聞いたことあらへん？」
『ん〜、ないなあ。』
「うちの旦那、同じ実況者たちでバンド組んでて。そのメンバーでイベント出るみたいなんやけど、良かったら…。」
『うん、いいよ。』
「え！ほんまに！？やったあ〜！」
無邪気に喜ぶ千鶴。
新しい趣味を発見できるチャンスかな(ポジティブ)
『あ、ちなみにいつ？』
「今週の土曜日＾＾」
『今週！？？？おいもっと早く言えよ！！』
「え、なんかあるん？」
『や、なにも。』
「なんやねんおいww」
『着る服が…、ないねん…。』
「エセ関西やめろw
今日予定ないなら付き合うよ？」
『おし行くか。』
急遽仕事終わりにショッピングになりました。
『えてかさ、なんか入場料とかいるよね？』
「そうそうチケットみたいな。」
『え！払う払う。いくら？』
「なーにいうてん、貰うわけないやろ！」
『へ？』
「○○の趣味やないのに付き合ってくれるんやし、それくらい出すわ。まあ、初めからチケット2枚用意してたんやけどねw」
『半ば強制やと。』
「そういうことです。」
『かしこまりました。』
そんなやりとりをしながら私たちは休憩を終えた。
「どする？駅前でも行く？」
『とりあえずラミネでも行くかあ。』
「おけ〜。」
仕事終わり、きっちり定時に終わらせた私たちは
駅前にあるショッピングモールへ向かった。
『え〜どうしよ、千鶴どんなかっこすんの？』
「ん〜いつものかな、ラフコーデ。」
「あ、そんな気合い入れない感じ？」
「なっ！ラフコーデも一応気合い入れますう。」
『あ、そうなんw』
どしよ。私もパンツとかでいいかな。
普段系統はバラバラで、キレイめも着るし、ラフコーデも大好きだし、マーメイドスカートとかカワイイ系も好き。
どうやら話によると、ニコニコ超会議というイベントはゲーム実況だけでなく、ダンスする人もいればショーみたいなのをする人もいたり、歌う人もいたり…色々なブースがあるらしい。
せっかくなら色々見て回りたくない？ということで、
お互い動きやすいラフなコーデを組むことにした。
千鶴の旦那さんのブースは15:00〜始まるみたいなので、
お昼くらいに集まることになった。
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作者名：成瀬 | 作成日時：2022年1月20日 13時
