【ゲーム実況】こんな恋愛、私の青春時代にはありませんでした。【ぴらの】 (ページ26)

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余韻ページ26

『…は〜。楽しかった。』

ぴらのさんにホテルまで送ってもらい、そのまま私は部屋に直行した。
靴を脱いでソファに座り、余韻に浸る。

夢みたいにふわふわしてて、不思議な気持ち。

イベントの日、初めて会った時も思ったけど
今日は特に色っぽくて、かっこよくて。

大人の男性、って感じがした。
なんだろう、語彙力がなさすぎてうまく表現できないのが悔しいけど。

『……一人敬語だったの拗ねてたの、ニヤける……。』

いけないいけない、こんな緩んだ顔じゃ仕事に支障をきたしてしまう。

『とりあえず、お風呂入らなきゃ。』

着替えを持ってシャワーを浴び、スキンケアをしているとLINEが鳴った。

ぴらの今日はありがとうな。喜んでもらえてよかったわ。またご飯しよな。

『ふふ、嬉しい。』

こちらこそ、とメッセージを打ち、明日に備えて今日は早めに寝ることにした。

アラームの音で目を覚ます。

午前7時。
今日は10時から1件仕事があり、そのあと午後に2件、というスケジュール。

約束通り今日の夜は林くんとご飯に行くことになっている。

朝のスキンケアも念入りにし、メイクをして
書類の最終確認をする。

林くんに連絡をし、9時にロビーで待ち合わせすることになった。

『おはよう林くん。』
「あ、おはようございます！」
『今日も元気そうだね。』
「嶋田さんも、昨日は楽しかったー！って顔にかいてありますよ？」
『ええっ、嘘でしょ？』
「半分嘘っす！」
『もう…！！』

まあでも、楽しかったのは事実だし。

それくらい私顔に出ちゃってたのかな。

「今日も頑張りましょうね！」
『うん！美味しいご飯のために！』
「ははwそうっすね！」

2人で気合いを入れて仕事先へ向かった。