【ゲーム実況】こんな恋愛、私の青春時代にはありませんでした。【ぴらの】 (ページ20)

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大阪出張ページ20

『出張ですか？』
「ああ、頼めるか？」
『大丈夫です。どこです？』
「大阪だ、来週で急なんだが、よろしくな。林も一緒に連れてってやってくれ、営業なら得意だろ。」
『かしこまりました。』

大阪かあ。

林くんに出張のことを伝えると、「よっしゃあ！美味いもんたくさん食いましょう！！」なんて喜んでいた。

たしかに。
お土産たくさん買って帰ろう。

「え！じゃあぴらのさんにあったりするん？」
『……あ、』
「あ、ってなによ～！頭になかったん？」
『……だって連絡先もしらないし。』
「そんなんうちに任せればええや～ん！！」
『…向こうは私に会いたいとか思わないかもしれないじゃん…？』
「そうかなあ。まあ、○○がそこまで乗り気やないならうちも何もせんけど…。」
『……いちおう、きいてみて。』
「…ん、任せて！」

まあでも、林くんもいるし、
あんまり期待はしないでおこう。

『……え？』
「え？やから、飲みに行こうって、ぴらのさん。」
『……マジか。』

自分から言っておいてあれだけど。

まさか承諾してもらえるなんて。

「あ、ちなみに林くんのことは言ってへんから二人のつもりだと思う、ぴらのさん。」
『ん、わかった……。』

どうしよう。楽しみだけど緊張の方がでかい。

林くんには友達と会うから夜空けることを伝えて出張に備えた。