| ページ14
フル「○○ちゃん、って呼んでもええ?」
『もちろんです!あ、皆様も!敬語とか大丈夫なので!』
「うちのことも気にせんでええですよ〜!!」
フジ「なら、全員お互いそうしたほうがいいかな?」
千鶴に呼ばれてお店に入り、8人掛けのテーブルに案内される。
ワンドリンク頼み、冒頭の話になった。
湯気「にしても2人ともべっぴんやなぁ。」
みか「ゆげぽ、べっぴんなんて言葉、最近言わなくない?」
湯気「え、そうなん?」
フル「まあ……ご年配くらいやん?」
ええそうなん!?なんて心底驚く湯毛さん。
フジ「○○ちゃん、千鶴ちゃんといて関西弁とかうつったりしない?笑」
『あーーーある、めちゃくちゃある笑』
「もう○○のはすぐエセって分かるもん笑」
『ええ!?ちゃんと意識してるつもりなんやけどなぁ?』
「ほぉら!笑」
フル「www」
みか「○○ちゃん面白い笑」
湯気「なんかちゃんと笑いをわかっとる感じするわ笑」
お酒を進めつつ食べ物も頼んで。
しばらくするとみんないい感じになっていた。
湯気「千鶴ちゃんはフルニキのどんなとこが好きなん?」
「えーーーなんやろぉ。んん〜…優しい、とこやなぁ。」
フジ「たしかにフルコンさん優しいよねぇ。」
「あとごっつおもろい!家とかでも元気くれるんよぉ。」
フル「はずかしわぁ〜。」
みか「フルニキもいい感じに酔ってるね笑」
『……ふふ。』
「……○○ちゃんは彼氏とかおらんの?」
『…え、私?』
「他に何がおんねんw」
『今はいないなぁ。というかここ数年恋愛してなくてその辺さっぱりでw』
「あーーまあ、歳重ねるごとに熱くなるもん減ってくしなぁ。」
何か、心当たりがあるのだろうか?
目を細めながらビールをぐいっと飲み干すぴらのさん。
『……ぴらのさんは、いるんですか?…彼女とか。』
「……おらんよ。」
アルコールに染められてちょっぴり憂いを帯びている目にどきっとする。
『…そ、かぁ。お互い、頑張りましょうね。』
なんの頑張ろうなのか分からないけれど。
うまい言葉が見つからず、目線を下にさげた。
48人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:成瀬 | 作成日時:2022年1月20日 13時