Every Season -T.K-

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大輝side






今までの俺なら高熱が出てもひとりでもがき苦しんでただけだったけど、笑






ここには天使がいます






朝までいてくれたんだ…






こんな形で２人で一夜を過ごすとは気の毒な、






ごめんねAちゃん






A「大輝くん仕事大丈夫なの？」






『うん、奇跡的に休み』






俺がそう言うと、じわーっと頬がゆるんでいくAちゃん






かわいい笑






『なーにニヤケてんの』






ちょっとだけ突っ込みたくなった次第でございます






A「なっ//」






すすすっとキッチンに逃げていっちゃった






A「あちっ！！」






慌ててんの丸わかりだから笑






面白すぎ笑






もう熱は下がったけど、まだ微熱だからなあ






Aちゃんと恋人になってから、全然デートできてない感じする






ほんとに申し訳ない






俺だってもっとイチャラブしたいよ？






A「ほんっと、熱下がってよかった」






『Aちゃんがいたからかな』






恥ずかしそうにしてるのがわかって、嬉しい






なんか熱のせいか、今日の工藤大輝はストレートに色々言えるんです






『Aちゃんここ、』






そう言うとAちゃんは、ソファの下に座っている俺の横にきた






A「……」






なんだか今日は、あんまり目を合わせてくれない






『………ん？』






もどかしくなった俺は






『Aちゃんこっち見て、？』






A「大輝くん、さ…//」






下を向いたままこっちを見てくれない






『全然目合わせてくれないけど、どした？』

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