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『大輝くん…っ、あの、』
私の上にのしかかる大輝くんの背中をパシパシ叩いてみるけど
大輝「んんっ…」
重たいよ…笑
ううん、それ以上にドキドキが止まらない
大輝くんには大変申し訳ないのですが
熱に侵されている大輝くん、非常に色気があります。
ふわふわな黒髪からのぞく、いつもなら大きい目が、今日はとろーんってしてる
『ね、大輝くん、起きれる？』
もう一度大輝くんの背中をパシパシしてみる
何とか大輝くんを起き上がらせることに成功した
ソファの上で向かい合って座っている状況
『………///
あっ、ご飯！食べよ！ご飯！』
肉じゃがとおにぎり、玄関に置いたまんまだった
大輝くんと向かい合わせの状況は、心臓がもたないから逃げたい
それより、39度ある人を看病するのが私の役目だ！！！
なのに、大輝くんは
私が玄関に行こうとすると、腕をつかむの
大輝「このままがいい」
そう言って私を包み込む
私の首元にふわふわした髪が当たってくすぐったい
大輝「……」
『肉じゃが作ってきたんだよ？』
大輝「A、」
耳元での二度目の呼び捨てに、ドキッとする
大輝「…今日…想太のことかっこいいって言ってたでしょ…」
すっごくしんどそうな声
大輝くんに聞こえてたんだあの会話
『…歌ってる時と、踊ってる時だけね笑』
大輝「やだ、」
そう言って私を包んでいた手をほどいて
大輝「…俺だけ見て？」
そんなしんどそうな顔でそんなこと言っちゃ駄目だよ大輝くん
──ちゅ
私は大輝くんの頬にキスを落とした
『…熱だから我慢』
大輝「…もう…Aちゃんのせいで熱上がりそう」
これ以上あがられちゃ困る！！！！
とりあえず熱の様子わかんなかったから肉じゃが持ってきたけどさ、たぶん食べれないよね
おかゆ…つくろう
『大輝くん、キッチン借りるね…！』
急いでおかゆを作った
────────────────────
出来上がった頃には、大輝くんはもうソファで寝ていた
きっと起こさない方がいいよね
予想以上に熱が高かったから、心配で自分の部屋に帰れない
大輝くんのおでこに冷えピタを貼って
私は隣にいた
そして、私は大輝くんのソファに突っ伏すような形で、そのまま朝を迎えた─────
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s a k u r a(プロフ) - 苺楼さん» よかったです！ありがとうございます！これからもぜひ読んでください＞＜ (2017年3月29日 22時) (
レス) id: 401ffad73d (このIDを非表示/違反報告)
s a k u r a(プロフ) - 夜桜音羽さん» すみません！教えてくださってありがとうございます汗 (2017年3月29日 22時) (レス) id: 401ffad73d (このIDを非表示/違反報告)
夜桜音羽(プロフ) - 実在するコンテンツを使用する場合、オリジナルフラグを外さないと違反となってしまいますよ！ (2017年3月29日 20時) (レス) id: 0f8ba3cbbe (このIDを非表示/違反報告)
苺楼 - 胸きゅんきゅんですううう (2017年3月29日 19時) (レス) id: 5a25485742 (このIDを非表示/違反報告)
s a k u r a(プロフ) - ちなつさん» 感想ありがとうございます！！励みになります！頑張りますね(^^) (2017年3月29日 17時) (レス) id: 3e5352dcfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s a k u r a | 作成日時：2017年3月22日 19時
