Every Season -T.K-

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想太に助けられる日が来るなんて。






わたし、大輝くんのこと好きなんだなあ──






密着するっていう仕事でさえ、大輝くんのこと避けてたなんて






私…最低だ






私って、好きになったら避けちゃうんだ






はあ…こんなシャイガールになった覚えないよ…






大輝くんには迷惑かけてばかりだ





──────────────────

帰り道





大輝「Aちゃん、一緒に帰ろ？」






えっ…






一緒に帰ってくれるんですか？






大輝くんの優しさには、毎回涙が出そうだよ






『………うん！』





──────────────────





とは言うものの、何喋ろう…







大輝「Aちゃん、手冷たい」






…////



ぎゅーーーーって






大輝くんの大きな手で包んでくれる






大輝「…あっ…俺なにやって『いいの…！こうしてたい』






そう言って大輝くんの手をもう一度とって、包み込んだ






シャイガールを卒業したい






…私、大輝くんのことが好きだから






『ん…大輝くんも冷たいよ』






手を握るだけで、こんなにドキドキ






握っている手が多分震えてる






寒さのせいにしても、いいかな、

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