【イナオリ】月の歌姫は世界に行く

朝 ページ22

貴「ふわぁぁぁぁ」


朝起きて、私は伸びをした。

今日は日本代表になって、初めての練習！！





頑張るぞ！


色々準備して、食堂に向かった。





食堂では、皆が思い思いの恰好で朝食を食べていた。


風「おはよう、A」


貴「おはようございます。風丸さん。」

風「朝から、眠そうだな」

貴「実は、昨日、夜遅くまで起きていて…。」


そう、私はお姉ちゃんからの電話があった後、色々考えていたのだ。









オリオンや、一星君について――――


風「そうなのか。だけどあんまり夜更かしはよくないぞ」
そう言った直後…



なんででしょうね。風丸さんがお母さんに見えてきました。


貴「はい。分かりました…………









風丸さんって実は女子だったりしますか？」


その瞬間、周りが一気に静かになった。


皆ー風＆貴「「(あ、やべ…)」」


風丸さんを見ると、笑顔でこっちを見ていた。



後ろのどす黒いオーラは、気にしないでおこう。


風「A、俺は男子だぞ」



貴「？でも、髪の毛長いですし。顔も綺麗ですし…」





風「…は？」
風丸さんの後ろのオーラがもっと、どす黒くなった。


しかし、それにAは気づかない。


皆ー風＆貴「「(もう、やめろ／て！！)」」


貴「それに、面倒見が良くて、”顔も整ってますよね”」


好きな女子にかっこいいと言われて照れない男子はいない。


風丸の場合顔が整っているをかっこいいと勘違いしているだけだが




風「なっ///////」


風丸さんは顔を赤くしてご飯を取りに行った。



どうしたんだろ？熱！？だったら大変だ！あ、でも風丸さん元気だったよね。


Aが一人で自問自答をしていたが、やがて


まぁ、元気なら大丈夫か！と考えて、ご飯を取った。


ご丁寧に鼻歌まで歌って…


それを男子達が顔を赤くして見ていたのは、言うまでもない。


つ「いいね、いいね！青春だよぉ！」


秋「なんで、あそこまでしても気づかないのかしら？」


つ「昔からそうなの？」

杏「えぇ、全然変わらないわね…」(呆)

つ「あはは…」(苦笑)


と、マネージャー達が話していたのはまた、別のお話…

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