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「迷いがありますね」

『月菜さん…。えぇ…余計なことを考えてしまいました』

「深呼吸をして心を落ち着けてください。今はただ、目の前の的に集中を」

『はい』

月菜さんは、思ったことを言ってくれる

彼女の言葉に何度も助けられた

深呼吸をして、再び矢を構える

ギギッ

ヒュンッ

トンッ

矢は的の中心を射ぬいた

月菜さんを見ると微笑んで頷いてくれた

本当に…彼女には助けてもらったばかりだ

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作者名：夜桜聖麗奈 x他1人 | 作成日時：2017年2月4日 20時

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