バレンタイン番外編 ページ21
今日はバレンタイン
女子が、思いを寄せてる男子にチョコをプレゼントする日
または、友達や家族など、いつもお世話になってる人にプレゼントしたりなど
とりあえず、世間的にチョコが大量に出没する日
そして、
『あ、A君!これチョコ、
良かったら食べてっ、じゃね』
「えっ、ありがと...」
オレは女子からチョコを貰うことができた
____
沢「あ!!それ!!」
「ん?あ、B組の子がくれた
手紙で告白されて」
沢「返事どうすんの!」
「まぁ、野球のが大事にしたいし、時間作ってあげれる気もしないから、断るかな」
沢「だよなぁ」
____
昼休み
「さてと、自販でジュースでも買ってこよ」
____
御「よお、A」
わぁ
「こんにちは、一也先輩」
御「今日ってさ、バレンタインじゃん」
「そ、すねぇ」
といいながら、お金を入れりんごジュースのボタンを押した
御「んー、やっぱねぇのー??」
いや
「だ、だって、オレと、アンタはそういう仲じゃないじゃないっすか」
御「そぉだけどさー、」
御幸は腕を組みながら自販機に寄りかかり、寂しげな顔で下を見ていた
「〜っ、もお」
御「?」
オレは自販にもう一度お金をいれて、ボタンを押した
ガコンッ
「その、別に、そういうのじゃなくて、
そんな顔されたら、仕方なくというか...はい」
御「あつッ、え」
オレはホットココアを御幸一也に手渡した
「チョコじゃないし、チョコないし、
急だったもんで、こんなんしか今できないスけど」
御「!!ありがと、あ
そうだA」
「はい?」
御「お前さ、さっき女子からチョコ貰ってただろ」
「え」
見られてた、だと
いや、しかし
御「ん、いや、別に良いんだけどさぁ」
「そういう」
御「え?」
「一也先輩も、貰ってますよね、それもかなりの量」
御「?!な、何故それを」
「いや、オレのクラスの一也先輩の事を野球してるとこしか知らない純粋な女子達がそんな話してたんで」
御「どういう事だそれ」
「やっぱ嬉しいもんなんすか」
御「いや、お前も貰ってんだろ」
「そうじゃなくて、女子からこの日のために作ってくれた物貰うの、アンタは嬉しいの?」
御「ん...まぁ、嬉しいけど」
御幸はAの頭をぽんぽんと叩きながら
御「Aのバレンタインのが俺は嬉しい」
「〜っ!!そりゃ良かったっすね」
御「はははっ」
バレンタインも結局この人で終わった、気がする
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藍(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!更新楽しみにしてます!頑張ってください!!! (2021年3月11日 23時) (レス) id: fbff83c9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミヤ | 作成日時:2019年1月10日 23時