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『大学1のイケメンが自分のマスターだなんて誇らしい気分だな』
「Aほんとかわいいな笑笑」
その後も何枚か写真を撮った先輩は写真を撮ることに飽きたのかじーっとわたしを観察しはじめた。
『穴が空きます』
「空いてもまたうめてあげるから」
『先輩何言ってるの…笑』
「だってさ、、A全然会ってくれないから最近。まぁテスト期間だからしょうがないけど」
『すみません、でもテスト期間が終わったらお出かけするじゃないですか』
「それまで待てなくて今日カフェ誘った、ごめん…」
しょぼんとした先輩が叱られた大型犬みたいで可愛くて頭を撫でる。
サラサラとした髪の感触を手のひらで感じていると、わたしの手に先輩の手が重なり、先輩はそのままわたしの手を自分の口元へ持っていく。
わたしの手の甲に優しく唇をつけたまま目を閉じる先輩。
思わずプリンを食べる手が止まる。
先輩は目を開いたあとじっとわたしのことを見つめる。
「体調だけには気をつけて？Aの具合が悪くなっちゃうんじゃないかって心配」
『大丈夫ですよ、昔から体は強いですから』
「とにかく。気をつけて、ね？」
『…っはい』
わたしは先輩のお願いするような顔に弱い。絶対にやけてる。
「そうだ、ヒョンの作るティラミスも美味しいんだよ、また来て次はティラミス食べよう」
『そうしましょう』
ジャニさんにプリンとてもおいしかったですと伝えて、お店を出る。
「はやくテスト期間終わってほしい、Aが足りない…」
バイバイしようとしたのになかなか手を離してくれない先輩。
最後にこれだけ。と言った先輩はマスクを外してわたしの前髪をさらりと分けておでこにキスを一つした。
「4限も頑張ってね」
『先輩のおかげで頑張れると思います』
「かわいい、えらい」
『先輩語彙力笑』
「仕方ない、オタクって推しの前ではこうなるんでしょ？笑」
『ほんとにわたしのオタクなんだ笑」
見てこれ。と向けられたスマホのホーム画面はプリンを食べるわたしの写真だった。
『なんか…先輩が撮ってくれるわたしっていつもプリン食べてる』
「好きなんでしょ。プリン食べてる時のAが1番可愛いもん」
わたしのことよく見てるんだな…って思うと嬉しいような恥ずかしいような、でもやっぱり嬉しい。
「テスト終わったらどこ行こうか」
『先輩とならどこでも』
言った後に恥ずかしがってるわたしを見てニヤニヤしている先輩を置いて4限に向かった。
終わり
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プルコギ娘(プロフ) - まいさん» 初めまして☺️コメントありがとうございます！少しずつですがまた更新していきますのでお時間のある際に遊びにきてくださいね♡ (2023年1月21日 1時) (
レス) id: d2d6b34ed8 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 初めまして！頑固なイチゴジャムのジェヒョンと主人公の関係がめちゃくちゃすきです！この続きというかシリーズもっと読みたくなっちゃいました^ ^ (2022年1月11日 0時) (レス) id: dc895b60d0 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ - 楽しみにしてます！ (2021年12月28日 23時) (レス) id: 612f29e707 (このIDを非表示/違反報告)
プルコギ娘(プロフ) - バンビさん» コメントありがとうございます♡とっても嬉しいです…！これからもちまちまと更新していきますのでよろしくお願い致します( ´ᵕ`* ) (2021年12月28日 7時) (レス) id: 9943d10b9d (このIDを非表示/違反報告)
バンビ - 私はこの作品が大好きです！面白いし本当に大好きです！読むたびいつもキュンキュンさせてもらってます！これからも応援しています！更新するのをまってます!頑張ってください！応援してます！ (2021年12月27日 14時) (レス) id: 612f29e707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルコギ娘 | 作成日時：2021年12月17日 1時
