耳が熱い ページ18
友達に誘われて参加したよく知らないサークルのBBQ。
大学生になったばかりだしまぁなんかこういうイベントに一応参加しとこうかな〜みたいなノリで来た。
わたしはまだお酒を飲める年じゃないからちまちまと隅っこの方でお肉を食べてる。
友達は気になってるらしいかっこいい先輩と2人で談笑中。
良い感じみたいでよかった。
18時だけどまだ明るい。夏になってきたんだなぁなんて思う。
キャンプ場とか海辺でやるBBQもいいけど、わたしはデパートの屋上とかでやるBBQが好き。風がきもちよくて。
焼かれたばかりのお肉をはふはふしながら食べて目を閉じる。
あ〜意外と美味しい…結構美味しい…きてよかったかも
綺麗なゴールドのジンジャーエールをお肉とお肉の間に流し込む。
ちょっと氷が溶けてきて薄まっちゃったな。
「一年生？」
『？はいそうです』
「ふーん、何学部？」
『法学部です』
「そうなの？俺もだよ」
知らない男の人(多分先輩)が話しかけてくれた。はじっこで1人で食べてたから気にしてくれたのかな。
「1人で来たの？」
『あ、いえ、あの、あそこにいる髪の長い子と来ました』
「あ、そうなんだ。友達？」
『はい、友達です』
「ふふ、いいね」
『？』
わたしが少し笑ったからか先輩も笑ってる。はじめてちゃんと顔を見たけどかっこいい先輩だな。良い香りするし。
「名前はなんて言うの？」
『Aです』
「Aちゃん？」
『っはい…』
なんかドキッとした。名前呼ばれただけなのに笑
『先輩のお名前は…？』
「ユンオ。ユノでいいよ」
『ユノ先輩…』
『大学ではじめて先輩ができました。ユノ先輩』
「そっか俺がAちゃんのはじめての先輩なのね」
「学部同じだし分からないこととかあったらなんでも聞いてね。俺は普段このサークルに入ってないんだ…笑ただ仲良いやつがBBQやるから来たら？って言うから今回だけこっそり参加してる笑」
『そうなんですね』
ちょっとがっかりした。なんだよちょっとがっかりって。
そんな、期待なんてしてない、してない。
「そうだ、連絡先交換しよ」
『えっ、いいんですか』
「うん、なんで？」
『え、いやなんとなく』
先輩は人を簡単に寄せ付けないオーラがある気がして、とはまだ関係が浅すぎて言えなかった。
インスタもLINEも交換してわたしのスマホはなんだか誇らしげにしているように見えた。
「連絡してね？」
『…はい』
「はは笑しなさそ〜ｗ」
『いや！しますよ…！』
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プルコギ娘(プロフ) - まいさん» 初めまして☺️コメントありがとうございます！少しずつですがまた更新していきますのでお時間のある際に遊びにきてくださいね♡ (2023年1月21日 1時) (
レス) id: d2d6b34ed8 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 初めまして！頑固なイチゴジャムのジェヒョンと主人公の関係がめちゃくちゃすきです！この続きというかシリーズもっと読みたくなっちゃいました^ ^ (2022年1月11日 0時) (レス) id: dc895b60d0 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ - 楽しみにしてます！ (2021年12月28日 23時) (レス) id: 612f29e707 (このIDを非表示/違反報告)
プルコギ娘(プロフ) - バンビさん» コメントありがとうございます♡とっても嬉しいです…！これからもちまちまと更新していきますのでよろしくお願い致します( ´ᵕ`* ) (2021年12月28日 7時) (レス) id: 9943d10b9d (このIDを非表示/違反報告)
バンビ - 私はこの作品が大好きです！面白いし本当に大好きです！読むたびいつもキュンキュンさせてもらってます！これからも応援しています！更新するのをまってます!頑張ってください！応援してます！ (2021年12月27日 14時) (レス) id: 612f29e707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルコギ娘 | 作成日時：2021年12月17日 1時
