12話 ページ14
奈良家によりカナデの健康サポートが始められてから、数日。隠れてだがシカマルと行動する事も増え、時々、奈良家に泊まり御飯を御馳走になったりなどした。
そして今、カナデはシカマルと勝負をしている。どうやら今、劣勢なのはカナデのようで半泣き状態だ。
『ぐ、ぐぐっ(´;Д;｀)』
鹿「泣くなよ;」
『な、泣いてないもん!』
鹿「お前が言いだしたんだろうが、将棋やろうって」
そう、カナデが奈良家に来るようになってから何度かシカクとシカマルが将棋をしている所を見て自分もやりたくなりシカマルに将棋を教えてと言い出したのだ。
だからシカマルは面倒臭くてもカナデの頼みだからと差しながら教えていたのだが、この通りボロボロに負かされるのでボロボロ泣いていると言う訳ではないが泣き出してしまった。
流石に鳴かれるとなるとシカマルもタジタジである。というかカナデが女なので余計に。
シカク「おぉ?どうした、どうした?シカマルにイジメられでもしたかぁ?」
『イジメられてません!負けて悔しいってだけです!』
シカク「そうかそうか、なら俺がカナデちゃんに加勢してやる」
鹿「はあ?」『!』
もう、シカクが参戦してからはカナデの圧勝だった。元々、カナデは筋が良いのでシカマルも手古摺ってはいたのだ。
そこにシカクが加わってしまえば、もう手が付けられない。
『勝った♪勝った♪』
シカク「よかったなぁ、カナデちゃん」
『シカクさん、ありがとうございます!』
シカク「良いって事よ」
鹿「……」
シカク「…なぁんだよぉ〜、俺とカナデちゃんのタッグに負けたシカマル君〜?」
鹿「(-"- ╬)」
嬉しそうにしているカナデに悔しさも感じていたが微笑ましさもあった。しかしシカクの態度にムカついたので思いっきり踵でシカクの足を踏んでおいた。
勿論、喧嘩になる。そしてカナデは、そんな2人の間に挟まれているので大慌てだ。
しかし、皆さん忘れていませんか?奈良家にはこの2人よりも、おっかなくて権力をもった人物がいる事を。
ゴゴン!
ヨシ「カナデちゃんを困らせるんじゃないよ!」
鹿・シカク「っ……!!!!」
ヨシノさんである。シカマルとシカクはヨシノに拳骨を落とされ床で悶えている。
カナデが心配そうにシカマル達を見ていたがヨシノに馬鹿は放って置きましょと言われてリビングへと入って行く。
シカク「…笑うようになったな」
鹿「おん…」
シカク「守ってやれよ?」
鹿「言われなくても守るつーの」
シカク「流石、俺の息子だ」
鹿「うっせー…」
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玉ねぎ - 続き気になります‼ (2022年12月22日 0時) (
レス) @page19 id: 76ae9f90b3 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - とても面白いです！応援してます！ (2022年4月25日 10時) (レス) @page19 id: 58b03266e8 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです！続きすごく楽しみにしています。更新頑張ってください！(#^.^#) (2018年10月31日 15時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - 火影様、あ"ってウケル(*`∀´*) 更新待っています笑いながら...ﾊﾊ...面白いです頑張ってください！応援してます (2018年10月15日 19時) (レス) id: db7414564c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い桜模様の猫 | 作成日時：2018年7月21日 22時
