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ホテルに向かうと荷物はそれぞれの部屋に分けられていた。
部屋としての最上階が丸々貸切ということでかなりの待遇で迎えられた。
うちの親戚としても皆の力にあやかりたい気持ちがあるのだろう。
鏡夜「じゃあ1時間後に」
私たちはそれぞれの部屋でシャワーを浴び1時間後に1階のロビーで待ち合わせとなった。
次はハルヒご所望のお寿司をみんなで食べに行く。
A「ハルヒ、お寿司良かったね」
ハルヒ「うん、大トロあるかな」
部屋で2人になるとさっきまでのうるささはなくなって落ち着いて話せる。
ハルヒ「A、先シャワー浴びてきなよ」
ハルヒに言われ先にシャワーを借りた。
1人になるとどうしても鏡夜先輩の顔が浮かんでしまう。
どうしようもないくらい好きなのだと嫌でも自覚する。
あの人は一体何を考えているんだろうか。
……お寿司行くのやめようかな。
火照りすぎた体にシャワーのお湯が追い打ちをかけるみたいだった。
シャワーを浴び終えバスルームの扉を開けるとそのまますうっと意識が薄れていった。
後から聞こえて来た鈍い音が自分が倒れた音だと自覚するのに時間がかかり痛みを感じる間もなく意識が消えた。
「A！A！」
「あ、目覚ましましたよ」
見えたのはやたら豪華に彩られた天井とシャンデリアだった。
ハルヒ「A、大丈夫？」
鏡夜「はぁ……良かった……」
光「目！覚ました！？」
馨「A、起きた！？」
A「あれ……」
どうやら倒れたみたいだ。
環「ホテルの先生が言うには軽い脱水症状だって」
「水をとにかく飲め！」
A「うわ、すみません、気をつけなきゃ行けない所なのに」
ハニー「無事なら良いんだよ〜」
鏡夜「……はぁ……」
ハニー「鏡ちゃん1番心配してたんだよ」
鏡夜「悪かった、いじめすぎたな」
馨「違うよ、僕だよ！」
A「2人のせいじゃないよ！」
「私がシャワーの前に水分もとらずに長々浴びてたからだよ！」
A「ていうかこの部屋さっきと違う？」
環「鏡夜の部屋だぞ、Aと誰かが部屋にいてはハルヒがシャワーを浴びれないからな！」
ハルヒ「自分は断ったんですが」
A「みんなに迷惑掛けちゃったんだね、ごめんね」
環「……部長ぽく厳しいこと言ってみたがAー！目が覚めてよかったぞ！」
環先輩は私にギューッと抱きついた。
「「あ、ずるい」」
結局皆にだきしめられた。
この光景、既視感……。
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性癖歪みマン - うわ〜、好きです、文がとても丁寧で読みやすかったです！続きが気になります、 (1月29日 20時) (
レス) @page6 id: 7bbfa380c9 (このIDを非表示/違反報告)
稔(プロフ) - 続き待ってます！ (2022年11月8日 23時) (レス) @page1 id: d70880f41f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Eiri | 作成日時：2022年10月4日 0時
