魔族・人間の君へ

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アジ



「お、今日はやけに積極的だな」



1人で寝ていると彼が貴女の元から離れていってしまうという悪夢を見て、もしかしたら本当に離れてしまうかもしれない、と不安になって無意識に彼の背中を抱きしめてしまった貴女。










そんな貴女に彼は何かあったのか？と優しく声をかけてくれる。貴女が見た悪夢の事を伝えると彼は後ろから抱き着いていた貴女を１回離してから改めて前から抱き締めて頭をポンポンと撫でてくれる。









「ったく、俺がお前から離れるわけねぇだろ？心配しなくても、嫌でも一緒に居てやるからよ。…覚悟しとけよ？？」







マザー



「…すまない…」



彼にいきなり抱き着いたらどんな反応をするのか、と気になってしまった貴女は早速彼に後ろから抱きつこうとしたけど気配を察知した彼にサッと避けられてしまうついでにめちゃくちゃ警戒される。だけど後ろにいるのが貴女だと分かった瞬間に安心する彼に対して貴女の顔は抱き付けなくて不満そう。











そんな貴女に、何か悪いことをしてしまったのかと思い事情を聞くと素直に謝ってくる彼。ついでに、詫びと言ってはなんだが、と言って彼が正面から優しく抱き締めながら頭を撫でてくれるという彼なりの可愛い彼女へのお詫び、という名の甘やかしをしてくれる。割と手馴れてる彼。
















サンドドラゴン



「なっ…！？！？何するんですかいきなり！！！」



後ろからいきなり何かに包まれたと同時に鼻を掠る大好きな優しい匂いにゆっくりと後ろを向けば、自分の背中にぴっとりとくっついてる嬉しそうな顔をした貴女。











そんな貴女を目撃した彼は貴女が可愛すぎて悶えて逆ギレ。彼が逆ギレをして出した砂のせいで貴女と彼は2人仲良く砂まみれになってしまったのでそのまま彼の部屋にある砂風呂に2人で入って2人で寝落ちしてそれを皆に見られてからかわれて皆で砂まみれになるまでがお決まり。

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