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神威side
『私は強くないですでも、
弱くもないです』
こんな堂々とした女は初めてだ
地球には面白いやつが沢山いるんだね
神威「ハハハ面白くなってきたや」
俺が殴りにかかるとその場で構える体制をとるA
そんなんじゃ吹っ飛んじゅうよ
パンチをお見舞いしようとした瞬間に視界が布でおおわれた
着物?
気づくと後ろにAはいた
まさか
そう思った頃にはAの攻撃を受けていた
神威「よっと、まさか重たい着物を捨てるなんて大胆だね」
『こうなることは想定内なので』
上半身はサラシを巻き黒の長ズボンを履いていた
神威「君体柔らかいんだねー着物を脱ぎ捨てたあと俺の真上を通って背後に移動するなんて、男にはできないよ」
『男の世界で生きていくためにはいかに誰よりも工夫し、努力するかよ』
神威「ま、力は全然だけど強い子産むには十分だよ」
切りにかかってきたAを外に放り投げる
襖を破り屋根に転げ落ちる
Aside
やはり力勝負では勝てない…
でも、今ここにいるのは私のみ
己の刀で切るのみ!
力いっぱい切りにかかっても楽々とよけられてしまう
土方「御用改めである!」
神威の意識がそれた瞬間をみのがさない
切るなら
今
『はぁ!』
神威「!」
もう少しのところで攻撃をかわされ背後に回られる
体制を整えようと足に力を込めると瓦礫に足を引っ掛け後ろに倒れる
後ろは_
やばい
落ちる
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作者名:三日月 | 作成日時:2020年8月23日 0時