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何週間かして退院することが出来た

屯所へ戻ると色々な人から心配をされた

『失礼します、近藤さんただいま戻りました』

近藤「お、おう!体の方は大丈夫か?」



なんか様子がおかしい

『あ、はい。大丈夫ですけど』

となりにいる土方さんも様子がおかしい

『あの、何か?』

土方「……その、だな…今うちで引き受けている案件が吉原と関係しててな…その」

あぁ何となくわかった

『別に、侵入捜査くらい出来ますけど』

近藤「いや、でも傷治ったばっかりだろ…」

じゃあ誰か女装でもして侵入させる気なのか…

『別に慣れてるし、こんなんで立ち止まってるようじゃここでは生きてけない、やりますよ副長』

土方「…わかった、頼む」

________


近藤「ぉぉお」

沖田「ほぉ」

「さすが真選組の華!」

「Aちゃん綺麗だなぁ」

『重力が増した気分……』

いつもと違って浴衣も頭のカツラも全てが重い……;;

土方「すまねぇな1人での潜入になる、何かあったら無線機で知らせろ、なるべく周りに散らばせておく」

『わかりました、では行ってきます』


____________

今回は最近吉原での薬のやり取りが発見されそれをどうしても頼みたいとの事だった

何故わざわざ真選組に…

ターゲットの顔は頭に入れてある

いた、あいつだ

『お兄さ「ねぇねぇそこの綺麗なオネーサン」』

私がその男に声をかける前に私を呼びかける声がした

今はお前に構っている暇無い

そう思いながら後ろを振り向くとどこか見覚えのある姿があった

ピンク頭の三つ編み


春雨第七師団長


神威

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作者名:三日月 | 作成日時:2020年8月23日 0時

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