赤塚神社の物の怪と神主[おそ松さん]

第3話 ページ4

飯を食い終わった後

「A〜！やきうしよ！」

ドゥーン！と僕の身体にタックルもどきをかましてきた十四松が言う

『あれ？他の松は？』

「んーとね…居なかった！」

『雑！…まぁいいよ…今日暇だし……』

「やったー！」

『んじゃ準備してくるから待ってて』

「あい！」

十四松が元気よく返事をしたのを聞いて,物置へ向かった

『確かここにグローブ置いてたはずなんだけど…』

しかしどこにもグローブが見当たらない

『………誰もいないよな…？』

そう言い辺りを見渡し,『すぅ……』と軽く息を吸い,犬神の姿に変える,そして,神通力的なので

『あっ…十四松が持ってるじゃん』

と割とくだらない結末に軽くため息をついた

「………」

『んじゃ行きますk………あっ』

「今のどういう事？」

『チョロ松さんじゃないですかヤダー』

「おい！話をそらそうとするな！」

『はぁきょうはいい天気だね〜』

「強行突破を試みない！」

『ﾁｯ………』

「舌打ちした?!酷くない?!」

『分かったよ…話すからちょっと十四松に遅れるって伝えてくる』

「はいよ…」

『はぁ……話すのめんどくせぇ…』

とボソッと呟いた僕とは裏腹に

「まぁ知ってたんだけどね…確証が今回で持てた……」

と妖しく笑うチョロ松だった

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