20 ほんとうは ページ23
私の捨て垢によるツイートはびっくりするほど伸びた。
��くん…luz君自身がリツイートして誤解ですって言ったから。
コレコレさんにも取り上げられて1時的な歌い手会のネットニュースにもなってしまった。
……私はそれだけ��君を悲しませてしまったことが
悔しくて、つらくて、やっぱり最初からしっかり断っておけばよかったと激しく後悔する。
結局あのツイートで少し関わってからはluz君もとい��くんとは連絡の一つも取っていない
通話で私の気持ちを伝えたあの日、彼は
「ごめんね。ずっと無理させてたよね」
って画面の向こう側にいるはずなのにわかってしまうほど、
まるで泣きそうな、消えてしまいそうな声。
彼自身ツイッターの浮上率も落ちていて、歌もあまり歌っていない。
リスナーさんからは不穏な声が上がっている
どうか、彼を信じて待っていてあげてほしい。
それからバランスを崩してしまった私のことは忘れて、
今まで通り友人と楽しく笑っている彼が見たい。
そこに、私はいないけれど。
悶々とした思考が取り払えないまま時間は過ぎ、気づけばうしさせライブの当日。
今までどうやって歩いてきたのだろう。そう思うほど一気に現実が見えた日になった。
いつのまにかフユカちゃんに連絡もしていたし、チケもオールクリア。
物販もうまく回っており、スタッフの配置もバッチリ。
いつのまに、だれがやったのだろう。
そう思っていると会社の先輩がライブ会場に来ていて、
「Aおつかれさま！すごいね！大盛況じゃん！Aのおかげだよ！」
思わず、その言葉に泣いてしまった。
ずっと、知らない間に私も時も動いていて、
��君と連絡を切ってから埋まらないこの心がしんどくて。つらくて。
ほんとはずっと、泣きたかったなんて。
私は自分のことに疎すぎるかもしれない。
浦田さんにも言われてた。
「luzはあれでも一生懸命頑張ってるんだよ」
って、Aさんに嫌われたら死んじゃうかもね。なんて笑ってた。
ずっと、自分に素直になれなかったのはわたしじゃないか。
彼に負担をかけたくなくて、むしろかけてしまった。
その歌声を聴いていたかったのに、今では思い出すのも嫌で聴けなくなってしまった。
大好きな彼に嘘をつかなくてはいけなかった。
なんだ、簡単じゃないか。
私はずっとluz君が、��君が好きって認めるだけで、こんなにも世界は明るくなった
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恋花-renka-(プロフ) - お鈴さん» ありがとうございます！まじですか気づきませんでしたすみません、、一応全て小文字にしてきますねー！ (2018年4月29日 10時) (
レス) id: a7985c3076 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - すごく素敵なお話でいつも楽しみにしています！ひとつだけ気になったのですが、Luzではなくてluzですよ！ (2018年4月29日 0時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
くもれ(プロフ) - sakuramochi(haru)さん» ありがとうございます！ (2017年7月30日 18時) (レス) id: da64181e94 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramochi(haru)(プロフ) - くもれさん» あ、連絡遅れてしまってすみません！！大丈夫です！お願いします！ (2017年7月30日 17時) (レス) id: a7985c3076 (このIDを非表示/違反報告)
くもれ(プロフ) - あと宣伝の為にURLを小説売りますに載せてもよろしいでしょうか？ (2017年7月30日 9時) (レス) id: da64181e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sakuramoti | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2017年7月15日 13時
