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2 浦島坂田船 ページ3

今日の仕事は浦島坂田船のライブの打ち合わせだった。


時間より少し早めに会場に入ると
既に島船の2人が揃って居た。


あ、浦田さんは坂田さんと来るんだろうな。。
坂田さんが遅刻するのはいつもの事。


大分慣れて来たため諦めもつくようになった。


「おはようございます」


お二人に挨拶すると


「おはよ〜よろしゅーな」

「おはよ。今日もよろしくな」


「はい!」


ニコッと笑顔を浮かべて打ち合わせの書類を確認して行く。
今日は…曲とグッズだね。


しばらくすると、遅れて坂田さんと浦田さんが入って来た。


「遅れたー。Aさんもごめんなー」

「遅れてごめん!」


あざとい坂田さんはともかくとして浦田さん…大変ですね。


「それでは揃ったので打ち合わせを始めましょう」


そう声をかけると
机の周りに集まってくる皆さん。


この時だけはちょっぴり緊張する。


「まずは、曲目から決めて頂きます……」


既に候補をまとめておいてくれたらしく
そこはすんなりと決まった。


次にグッズ。
用意して居た箱から商品を出し机に並べる。


おぉ。っと小さな声が漏れるのを聞いて頰が緩む。
まぁ、作ったの私じゃないんですけどね。


そうこうして話していると
あっという間に時間が過ぎ去り。


気づいた時には日が暮れはじめて居た。


解散となって帰りの支度をしていると


「ねぇ、今から時間ある?」


と、うらたさんに誘われた。


「有りますが…なんでしょうか?」


「あんさー水谷って奴に会わなかった?」


何故か出て来た水谷さんの名前。
ん?知り合いですか?


「はい。この間会いましたね」


特に隠すこともせず答える。
浦田さんはやっぱり…。なんて呟いてスマホに顔を戻す。


え?な、なんのこと…?
しばらくするとまた顔を上げて


「よし。じゃあちょっとついてきて貰える?」


と、一言。
よくわからなかったけれどなんとなく頷いて後ろをついていった。

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作品ジャンル:恋愛
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恋花-renka-(プロフ) - お鈴さん» ありがとうございます!まじですか気づきませんでしたすみません、、一応全て小文字にしてきますねー! (2018年4月29日 10時) (レス) id: a7985c3076 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - すごく素敵なお話でいつも楽しみにしています!ひとつだけ気になったのですが、Luzではなくてluzですよ! (2018年4月29日 0時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
くもれ(プロフ) - sakuramochi(haru)さん» ありがとうございます! (2017年7月30日 18時) (レス) id: da64181e94 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramochi(haru)(プロフ) - くもれさん» あ、連絡遅れてしまってすみません!!大丈夫です!お願いします! (2017年7月30日 17時) (レス) id: a7985c3076 (このIDを非表示/違反報告)
くもれ(プロフ) - あと宣伝の為にURLを小説売りますに載せてもよろしいでしょうか? (2017年7月30日 9時) (レス) id: da64181e94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sakuramoti | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2017年7月15日 13時

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