運命。〜サダメ S・病系〜1

30相 ページ30

松:…翔くんｯ!!!



勝:お、おいっ…


慌ててバッと翔くんの方を振り替える。



そこには、




片手だけ潤くんの肩に支えられ、あとの右半身は全く力が入っていないのかダラリとして目を閉じながら荒い呼吸を繰り返してる翔くんがいた。


相:翔ちゃんｯｯｯ



もうほとんど足に力が入っていないのか。ガクリと膝から崩れ落ち、とうとう松潤から支えられたところだけで態勢を保ったような状態になった。



大:救急車呼んでください！

スタッフ:わ、わかりましたｯ



すかさず別のスタッフが電話をとりだす。


しかし、



勝:まっ、まてｯｯｯ!!!


名瀬か焦ったように勝さんは呼び止めた。


勝:べっ別に病院につれていかなくても医務室で休んでおけば…


松:なに言ってるんすかｯ!!!倒れたんですよ？！顔色だってものすごく悪い！！


勝:それはただの貧血だろっ！！


勝は、突然そう言い放った。



二:なんで…貧血だって分かるんですか…？なにか心当たりでも…


ニノがそう聞くのも無理はない。


今は、嵐全員がその勝の言葉にドキリとした。


まさか勝さん…翔くんのからだのこととか…しってんのか…？


勝:えっ、いや…なんとなく…



松:…とりあえず救急車呼んでください…。…っ早くっｯｯｯｯ!!!



５分後、救急車が到着。


翔くんは病院で精密検査を受けることになり、潤くんとリーダーが同行することになった。

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