ミハル2 ページ9
ミハル「…どうする?」
チヒロ「1日に1度は奇襲かぁ…ミハルは他の子達を知ってるのかい?」
ミハル「ほかのドールのことなら知ってるよ」
チヒロ「どこにいるかとかわかるのかな?」
ミハル「そこまでは…」
チヒロ「そうか…どうやって奇襲をかければいいんだ…?」
ミハル「警戒してたら半径50メートルくらいの中に誰かいたらわかるよ」
チヒロ「へぇ、耳がいいんだね」
ミハル「だってあたし、ドールだもん」
チヒロ「ちなみに今は?」
ミハル「今は…ちょっと待って………ぁ、誰か近づいてくる……」
チヒロ「僕達を狙って?」
ミハル「わかんない…けど、他に誰かがいる音はしないよ…」
チヒロ「…ミハル、戦える?」
ミハル「うん、やれるよ。えっと…」
チヒロ「あぁ、名前がまだだったね。僕はチヒロっていうんだ」
ミハル「チヒロ…チヒロ、来る人たち殺しちゃっていいんだよね?」
チヒロ「んー…なるべく撃退、のほうがいいかな」
ミハル「なんで?どうせ最後には殺さないといけないのに」
チヒロ「まだどんな敵かもどんなやり方をするのかもわからないからね、逃げるために戦おう」
ミハル「…わかった」
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作者名:咲良美也 | 作成日時:2018年2月14日 10時