ミナギ1 ページ3
ミナギ「チッ…なんで俺が女と組まなきゃなんねーんだよ…」
カケル「ん…あれ…?」
ミナギ「起きたな。お前は俺についてきて他の奴らを俺が殺すのを見てりゃいい。以上」
カケル「は…?なにそれ、意味わかんないんだけど」
ミナギ「わかんなくていいんだよ、お前の理解なんざ必要ねぇ」
カケル「あたしがよくない!こんなとこでのんびりしてられないのよ。さっさとこんなとこからでなきゃ…」
ミナギ「出られねーよ、ゲーム終わらせねぇとな」
カケル「知らない。あたしには関係ないもの。ここから出る方法を教えて」
ミナギ「チッ…これだから女は…いいか、ここから出るには他の奴らぶっ殺すしかない。俺があいつらは殺すから、てめぇは大人しく待ってろ」
カケル「殺す?あんたが?」
ミナギ「あ?文句あんのかよ」
カケル「ここのこんな壁も壊せないあんたに人が殺せるの?」
ミナギ「んだと…!?壁なんか壊してどーすんだよ!修理費が俺に請求されるだろうが!」
カケル「そんなの知ったこっちゃないわよ」
ミナギ「このアマ…!」
カケル「わけもわからず待ってろ?いつになるかも信用できるかもわからないやつを?無理に決まってんじゃない」
ミナギ「じゃあどうしろってんだよ」
カケル「あんたが勝てるって証拠を見せなさいよ」
ミナギ「証拠だァ?」
カケル「そうね…あ、ここの扉。この扉、随分頑丈ね。この扉を壊せたら証拠ってことにしてあげる」
ミナギ「…上等だ。あんま舐めてんなよ…」
(なんか適当に扉攻撃してる的な感じでしばらくやる)
カケル「ねぇ…」
ミナギ「うるせぇ…指図すんな。ぶっ壊してやる…」
カケル「死にたいならそうしていいけど」
ミナギ「あぁ?俺は一番強いんだ。死ぬわけ…」
カケル「ずっとみてたけど、あんたのやり方じゃあまるで死に急いでるみたいよ」
ミナギ「んだと…」
カケル「指図はしないわ。でも話くらいきちんとさせれくれないかしら。あんたも叶えたい望み、あるんでしょ」
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作者名:咲良美也 | 作成日時:2018年2月14日 10時