検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:46,534 hit

◆20◆ ページ21

潤くんが寝ているのに勉強する気は起きなくて、夕飯でも作るかと台所にたつ。

冷蔵庫を開けて今日はチャーハンかなーと野菜を切り始めた。




パラッと炒めて完成!とフライパンの火を止めたところで潤くんの目が開いた。

「あ、起きた?大丈夫?」

『ああ…ちょっと収まったかな。』

「よかった…。次からはちゃんと言って下さいね?」

『…ん。でも和がみんなと仲良くしてるの邪魔したくなくて…。』

「いっつも潤くんには助けてもらってるんだから。お互い様でしょ?」

そっか、とゆっくり微笑む潤くん。

『ごめんなほんと、もうかえるよ。』

「ちょっと、まだ収まっただけで治ってないでしょー?」

『…いやまあ。』

夕飯食べて薬飲んでから帰りな、と伝えれば素直に頷いてくれた。

◆21◆→←◆19◆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
116人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みーたん | 作成日時:2017年12月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。