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その後もたわいない話をして、日も沈んで暗くなったのを見てそろそろ帰る、と伝える。



『送ってくよ。』

「いいよ、一人で帰れるし。」

『いいって、ニノちゃん襲われそうだもん。』

「性別間違えてません?」



何とか理由をつけて一人で帰る。
別に来て欲しくなかったわけじゃない。

ただなんとなく、送られるってのはもう変かなって思っただけ。



家に帰ってもまだ誰も帰っていなくて、相葉さんとこにもう少しいれば良かった、なんて俺らしくない後悔。


潤くんと少しだけチャットをして。


もうさっさと寝よ、とシャワーを浴びて布団に潜る。


また今日みたいなことになったら困るな、なんて考えたらなかなか寝付けなくて結局寝れたのは親も帰ってきた日付の変わった頃だった。






眠れなかったおかげで目覚めは最悪で、なんか変な夢も見た気がするし、眠い目を擦りながらリビングへ降りていく。

昨日遅かった両親はまだ起きていなくて慌てて着替えてパンをかじった。


朝、ダラダラしていたからなのか電車に間に合わなくなりそうでホームまで走る。


「はあっはあっ…っ…おはよ…」

『ちょい、大丈夫か?寝坊したの?』

「んっ……はぁっはあ」

列に並んでいた潤くんと合流して息が整わないまま電車に乗り込んだ。

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作者名:みーたん | 作成日時:2017年12月19日 22時

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