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｢甘っ！！｣




ココアが甘すぎる…なんてどうでもいいことを話して。





どちらからともなく立ち上がる。




｢帰ろっか。｣




自動ドアを出れば外に広がるのは真っ白な銀世界。





｢夢みたい…｣




そう呟く君の横顔はすごくすごく綺麗。





｢夢の世界へようこそ。｣





なんてふざけながら歩く。





ねぇ…もうそろそろ良くないかな…？





そんなことを思って君に手を伸ばす。





ぎゅっと掴めば驚いた顔の君。





｢大丈夫。誰も見てないし…この方があったかいでしょ？｣





顔を赤くして握り返してくる体温が愛しくて。





自然と君との距離が近づいた。

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作者名：みーたん | 作成日時：2017年12月9日 17時

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