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やっと終わった…と思ってパソコンを閉じれば襲ってくる睡魔に負けて机に突っ伏す。
吸い込まれた暗闇の中で君を見つける。
クリスマスに彩られた楽しそうなカップルや家族、友達の中で1人で取り残されている君。
あぁ帰らなくちゃ。と思って立ち上がる。
眠い目をふっとこすりながら時計を見ればもう午前０時で。
あ、誕生日だ、って。
隣の席を見ればもう君の姿はなくてこのオフィスにいるのは俺だけ一人。
携帯を見ても君からのメールはなくて。
いつも離れていても必ずメールをきっかりに送ってくれたのにな…なんてね。帰れば会えるのに。
ガチャリ
ドアの開く音がして見れば息を切らした君が立っていて。
｢え……和…？｣
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作者名：みーたん | 作成日時：2017年12月9日 17時
