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バイト先の裏の駐輪所に自転車を止めて。
自転車から降りて一度うずくまる。
｢…いたい｣
｢どうした？｣
思わず声に出したら後ろに立つのはここの先輩の櫻井さん。
｢あ、いやっ…｣
｢どっか怪我した？体調？顔色悪いけど｣
｢大丈夫です！｣
自分でも驚くほど大きな声が出て、櫻井さんの大きな目がもっと大きく開く。
｢そう？ならいいんだけど。｣
何かあったら言ってね、と立ち去って言った櫻井さんは俺の憧れなわけで。
ふぅ、と気合を入れて立ち上がった。
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｢こんばんは｣
｢お、ニノじゃん。今日ここ担当な｣
｢おっけ｣
担当の割り振りをしているのは同い年の潤くん。
バイトとしては潤くんの方が先輩なんだけどね。
レジに立ってお客様の応対、本の並べ替え、在庫の確認……
やることは沢山あって、気づけば1時間も経っている。
｢すみません、お手洗い…｣
近くのスタッフに断わってトイレに駆け込む。
ここまで少し収まっていた気がしていたけど、予想通りお腹を壊してしまったらしい。
お腹はまだ嫌な音を立てるけど、休憩している時間は無くて。
「っ…きつ…」
手洗い場に手をついて一度弱音を吐いて、気合いを入れてまた店に戻る。
流れ作業で接客をしていると、突如サーっと血の気が引く感覚。
冷や汗が吹き出て体が熱くなるのを感じる。
｢あ、りがとう…ざいました…っはぁ｣
一瞬目の前が真っ暗になってガクンと膝から崩れ落ちる。
｢ちょっ、ニノ、大丈夫か？オーナーの部屋行けるか？｣
俺の様子に気付いた潤くんが代わりにレジに入ってくれて、俺はオーナーの部屋へフラフラと向かう。
書店の中をウロウロしたり、寝ていたり、いなかったり。
そんなオーナー大野さんとちゃんと話したのは面接の時位で。
それでも他に行ける場所は無くてそのまま足を進めた。
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あい(プロフ) - 更新ありがとうございます(^o^)楽しく読ませてもらってます☆ (2020年8月19日 0時) (
レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
A - リクエスト書いていただきありがとうございました！ またリクエストさせて頂いてます！ (2020年3月24日 20時) (レス) id: cd024b2f2d (このIDを非表示/違反報告)
576666 - 面白いです。がんばってください (2020年2月2日 19時) (レス) id: 16639c2492 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - あいさん» お読み頂きありがとうございます！リクエストから長らくお待たせしまいすみませんでした(><)またよろしくお願いします^^ (2020年1月21日 7時) (レス) id: 87f5a05ad3 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんばんわ、楽しく読ませてもらいました(*^^*)ありがとうございます(^^)これからも楽しみにしてます☆またリクエスト再開したらさせてもらいますね☆ (2020年1月20日 21時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noa | 作成日時：2019年9月18日 16時
