Ep.23 ページ25
次元side
また、Aが苦しそうに声を上げたかと思えば地面に倒れた。
｢ちょっと、A!!....大変、また熱が上がってきてる....。｣
｢どうしてこうも熱が下がったり上がったりするんだ....。ｯ..!!不二子、Aの胸....！｣
ルパンが見つめる先を見てみると、Aの胸元には廃ビルの地下で見たあの青い薔薇の刺青が浮き上がっている。
｢え...!?さっきまでは無かったわよ..!?一体どうなってるっていうの...｣
｢....そういうことか..｣
｢どういう事なんだ、分かったのかルパン。｣
ルパンが立ち上がってAに近寄ると、急に突風が俺たちを襲う。
｢なんだこの風..!｣
｢ヘリでござる！先程のヘリコプターが、すぐ近くに....!!｣
｢お前ら！Aをヘリから遠ざけるんだ！Aの刺青とあのヘリは繋がってる!!｣
｢わかったわ..！｣
｢御意!!｣
五ェ門と不二子がヘリの気を引こうと一目散に駆けていき、俺は優しくAを抱き上げる。
それと同時にルパンはワルサーをスーツから抜くと段々と降下するヘリへ向けて構えた。
｢次元....Aを頼むぞ！やれるのはお前しかいねぇ!!｣
｢あぁ、任せな相棒。｣
いつになく真剣な顔をしてヘリに立ちはだかるルパンを見て、俺は気づかれないよう路地裏から出た。
Aを守るためにあいつらは動いている.....今回ばかりは生半可な気持ちじゃこいつは守れねぇ。
俺が....絶対に。
｢A..おめぇの背負ってるもんは、俺達に任せろ。なんたってあの大泥棒、ルパン三世の一味なんだからな。｣
俺はそう囁くと苦しそうに眉を寄せるAの額にそっと唇を落とした。
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スノウ(プロフ) - sakuramikan182さん» やったぁ！！！ありがとうございます！ (2020年10月5日 18時) (
レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - スノウさん» やっと更新しました..！是非読んでくださると嬉しいです！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2020年7月8日 14時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - sakuramikan182さん» そうですか。余計な、お節介を言って申し訳ありませんでした。 (2020年3月13日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます、作者です。ずっと更新しなければと思い続けていつの間にか月日が経ってしまっている状態です....。多忙のため更新が遅くなり本当に申し訳ないです。気長に待って頂けると喜びます!! (2020年3月13日 8時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん@ | 作成日時：2019年12月7日 10時
