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Ep.21 ページ23

「....ねぇ、A。」



「ん....?」



随分遠くまで来た見たいで、みんなは足を止めて路地裏へ身を隠す。
次元に下ろしてもらった私は、ふらつきながらもゆっくりと立ち上がった。



「本当に、黒いヘリのことも、何も知らないの?」



不二子にそう問われ、自分が疑われているのかと額から冷や汗が垂れる。
不二子が私を疑うわけない、そう思うのに何故か怖くてたまらない。



「知らないよ..。知ってたら、言うもの。」



「青い...薔薇のことも......?」



「青い、薔薇..?何、それ....なんのこと...?」



青い薔薇....。
そういえば、



「..熱があった時、ずっと夢を見てた....やけに生々しい夢。
小さい女の子とその両親が出てきて、私は女の子の目線だった.....。」



「それは、Aの小さい時の記憶とかじゃなくて..?」



「それは、..わからない。
私、小さい頃の記憶があまり無いの。



それで....両親とも女の子を殴ったり、時には刃物で傷つけられたりもしてた.....その時、家の中の花瓶には全部青い薔薇が飾ってあったよ..」



私は夢で見た事をそのままみんなに話した。
思い出す度に怖くて手が震えた。
その手を、暖かい次元の手でそっと包み込んでくれる。



「....ふぅん。青い薔薇..ねぇ。A、小さい頃の記憶で、覚えてるものだけでいい、全部俺たちに教えてくれねぇか。」



「.....うん..。」



私は同じように幼少期のことを記憶にある限り、ルパン達に話し続けた。

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設定タグ:ルパン三世 , 次元大介 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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スノウ(プロフ) - sakuramikan182さん» やったぁ!!!ありがとうございます! (2020年10月5日 18時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - スノウさん» やっと更新しました..!是非読んでくださると嬉しいです! (2020年10月3日 19時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2020年7月8日 14時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - sakuramikan182さん» そうですか。余計な、お節介を言って申し訳ありませんでした。 (2020年3月13日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます、作者です。ずっと更新しなければと思い続けていつの間にか月日が経ってしまっている状態です....。多忙のため更新が遅くなり本当に申し訳ないです。気長に待って頂けると喜びます!! (2020年3月13日 8時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん@ | 作成日時:2019年12月7日 10時

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