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｢...来てしまった｣
第二体育館、各々が練習に励んでいる。俺の記憶が正しければそろそろ青城と練習、ってところだろう。
｢お！見学か？...って、お前もしかしてAか？！｣
｢だっ！......はい｣
危ない、危うく『大地さん』って言うところだった。まだお互い自己紹介もしてねぇのにいきなり名前呼ばれたら怪しすぎるだろ。
つかなんで俺の事知ってんの？え？
俺って、というかAAってそんな有名人なの？
｢マジか！バレー部入んのか？｣
｢いや！あの......マネージャー希望でして｣
｢...ん？｣
心底意味がわからんと言いたげな顔だ。
そりゃそうか、こんなバレーで有名なのに見学に来たと思ったらアホ面引っ提げて『マネージャーやりたい』なんて言い出すもんだから。
｢A！もったいねぇって、それは流石に！｣
｢いやぁ〜あはは...でももう決めたんで｣
驚いている大地さんに部活届けを差し出す。もちろん第1希望の欄には『男子バレー部マネージャー』と書いてある。
｢おい｣
｢げっ、影山...あっ！ちょっと！！｣
横から割り込んできた影山は俺の部活届けを手に取りあろう事かビリビリに引き裂いた。
え？何やってんのこの子？影山ってこんな事する子だったかしら？
｢影山？！いくらもったいないからって破ることないだろ！｣
｢...え？なんで破った？？？｣
｢コーチだかなんだか知らねぇけどそれはマネージャーにならないと学べねぇのか？｣
｢いやそんな事ないだろうけど…でも、マネージャーになった方が学べる事は多いかなぁと...｣
まぁそんなのは建前だ。
ぶっちゃけ影山の言うように、コーチになりたいんだったら選手になった方がよっぽど学べると思うが、それじゃあダメなんだよ。
俺ハイキューはマジで箱推しだし、推しとポジション争いなんてしたくない！！
推しの活躍を遠巻きに見ていたいと言うのが本音。
｢まぁ無理強いはしない。俺達が口出しする事じゃないだろ、な？影山｣
｢.........ウス｣
うわぁ不満そ〜...多分この後もしつこく勧誘されるだろうなぁ。
はぁと鉛のようなため息を零しながら、彼らの活動をぼんやりと眺めていた。
楽しそうだなぁ、いいなぁ高校生って。
てかもうみんな尊すぎ、養いたい。
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アワアワ - 待ってめっっっっっっちゃ面白い…!!凄い面白いです！！最高の小説です！！更新頑張ってください!!めっちゃ応援してます！ (7月18日 21時) (
レス) @page29 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - 蘆花さん» 2回もコメント、、嬉しすぎますっ！！ほんっとうに更新遅くてすみませんでした！！ご期待に添えるよう頑張ります！ (5月13日 22時) (レス) id: 7eb8c01148 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - 蘆花さん» ありがとうございます！返信遅くなってすみません、、 (5月13日 22時) (レス) @page20 id: 7eb8c01148 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - こういうのってシリアス系なの多いからスゴイ読みやすくて面白いです！更新頑張ってくださいね！ (2023年1月21日 0時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - うわっスゴイ好きです (2023年1月21日 0時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はじめ | 作成日時：2022年12月31日 21時
