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百陸 稽古 ページ6
山田は稽古をつけてもらっていた
高木「そんな弱腰だと斬れないぞ」
相手はもう一人の高木である
初めて人を斬ることにした山田は高木に稽古を頼み込んだのだ
山田「はぁ…はぁ…くそ」
高木「なんだ、もう音を上げるのか」
山田「いや…まだまだ」
薮「お疲れ」
そこに薮と八乙女が水を持ってくる
八乙女「…流石もう一人の高木。
かなり筋がいい」
高木「はん、ありがとうよ」
山田「…こんなにも人を斬るのに力がいるのか」
山田は貰った水を一気に飲む
高木「それはそうだろう。
一気に斬らないと途中で刀が止まるんだから」
高木は刀を見つめる
高木「いいか、自分の力を全部刀に預けろ。
お前の思いも全部載せて斬ろ」
山田「俺の…思い」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年6月26日 8時
