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百伍 新月 ページ5
伊野尾「次の新月に戦を仕掛ける。
年寄たちはそう言ったんだね」
中島「はい」
有岡「…知念、似合ってるぞ」
知念「とっとと脱ぎたい」
知念と中島はそのままの格好で伊野尾に報告していた
有岡「本当に女だったら藩が滅ぶだろうな」
知念「…褒め言葉として受け取っとくね」
伊野尾「新月…参ったね、三日後だ」
有岡「そんなんか。
だったら甘味も全部売らないとな」
有岡はそう言いながら煙管を吸う
伊野尾「では、甘味を買って行こう」
有岡「どれにしますか？」
伊野尾「一番高価なものと…金平糖」
有岡「金平糖…ですか」
まさかの商品に有岡は驚く
伊野尾「金平糖は初めて出会った時のものだからね。
思い出だよ」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年6月26日 8時
