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百壱 全員に ページ1
翌日、甘味処には全員が集まっていた
そして伊野尾は霊倭と戦となることを伝えた
負けることはほぼ確定
それでも参加してくれるか
高木「…何をおっしゃっているのですか、藩主様。
僕と山田は貴方様の護衛、どこまでもついていきます」
中島「同じく。
命を自分のために使っていいのならば伊野尾様のためにお使いします」
薮「使われてきて結局は家族など殺されていた。
それだけ理由がある中で参加しない理由はないでしょう」
八乙女「薮と同じです。
裏切られたなら…裏切りで返す」
知念「僕はもう丙星の知念侑李ですから。
戦を行う、そう言われたならば出るのみです」
有岡「…圭人の好きな丙星を守るための戦ならば俺も参加しよう。
久しぶりに暴れたいからな」
伊野尾「皆…ありがとう」
伊野尾は頭を下げる
山田「…藩主様、これは俺からの提案なのですが」
山田が伊野尾の前にひざまづく
山田「藩主様はこの戦に参加しないでいただきたいのです」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年6月26日 8時
