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百拾玖 その後 ページ19
その後、八人は静かに火葬された
誰も知らぬまま藩主が亡くなったのだ
しかし、年寄たちがなんとか知恵を出し合って丙星と言う小さな藩を支えていった
霊倭はどうなったかというと藩主が山田の気迫に恐れ慄き丙星に近づかなくなった
知らぬ間に八人は丙星を守ったのだ
そしてそこから時代は流れていき、明治、大正、昭和といった
戦争が起きたり、大きな事件が起きたりしたものの、丙星の象徴でもある桜の木は変わらずに残っていた
戦火の中でも燃えず、自然災害があっても倒れず
ずっと見守り続けいていたのだ
そしてさらに時代は流れ、平成、令和
とある八人組が桜の木の下に集まっていた
最終 桜舞い散る中、ただ守り続けたいものがある→←百拾捌 負け
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年6月26日 8時
