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玖拾肆 質問 ページ44
有岡「気持ち悪いものだよ」
有岡は煙を吐きながら言う
有岡「山田、料理しているだろう。
肉を切ることがあるだろう、それが大きくなったようなものさ」
山田「肉を切る…」
山田は刀を見る
自身が愛用しているのは逆刃刀
誰も斬ることができないのだ
有岡「…誰か、斬るのか」
有岡の言葉に山田は何も言えない
有岡「だったら知念のところに行って刀を打ってもらえ。
それが一番だ」
山田「何も問わないのか」
有岡「あ？」
山田「突然、人を斬る感覚について聞いてきて」
有岡「聞いて何か変わるのか、教えてくれるのか」
山田は首を横に振る
有岡「だったら何もしないのがいいんだよ。
ほら、これ持って知念の元に行け」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年6月1日 8時
