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陸拾参 嫌な予感 ページ13

山田「どこだ…圭人はどこだ」


 
山田は焦って岡本を探していた



連絡があったわけでもない



ただ嫌な予感がしただけなのだ


 
高木「山田」



そこに高木も加わる



山田「…言葉で言い表せない嫌な予感がすると言ったら信じてくれるかい」



高木「もちろん。



僕もだからね」



そこから二人は雨が降り頻る中、岡本を探し続けた



その気持ちが嘘だと信じたい気持ちを胸いっぱいにした



山田「…探してないところって」



高木「圭人の…お気に入りの場所」



岡本は前々から二人にお気に入りの場所があると豪語していたのだ



桜の木が特徴的でもし死ぬならと話していた場所があったのだ



山田「…行き方知ってるかい」



高木「入口のみ」



山田「それさえわかればいい」

陸拾肆 透明な赤い液体→←陸拾弐 消え去る命



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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2022年6月1日 8時

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