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弐拾参 人見知り ページ23
知念の言葉に中島は微かに反応を見せた
中島「その情報…どこで」
知念「別に。
この丙星で様付けで呼ばれるのはそれなりの地位の人だなって思っただけ。
それで、正解かい」
知念は高木を見る
高木「…俺からは何も言えない」
伊野尾「正解さ。
流石だね」
伊野尾はあっさりと認めた
知念「…何が目的」
伊野尾「俺の護衛の刀を研いでいる人物を見てみたくてね。
俺のことは構わないでくれ」
知念はそれっきり黙ってしまった
高木「あの…知念」
高木が知念に話しかけると知念は高木を思いっきり引っ張る
知念「…僕は初対面の人と話すことが苦手なの。
今度連れてくる時は教えてよね」
高木「わかった。
…何がいい」
知念「かすてら。
前来た侍がその甘味はとても美味だって言ってたから」
高木「…善処する」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2022年5月7日 9時
